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このなめらかな映像ッ!BenQ「XL2540」、世界初240Hzで駆動するゲーム用ディスプレイ

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ゲームや動画、テレビのスポーツ中継などを見るときによく感じるんですが、いくら元の映像がキレイでも、それを表示するディスプレイやテレビが高速表示に対応していないとカクカクした残像が見えて非常に汚いんですよね。

特に、「ストリートファイターシリーズ」などの格闘ゲームや「PUBG」といったFPSゲームで遊ぶ人にとっては、ディスプレイが高速表示に対応しているか否かがゲームの勝敗を大きく左右します。

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2017年2月8日、BenQが世界初となる240Hzのリフレッシュレートでネイティブ駆動する24.5型のフルHDディスプレイ「XL2540」を発表しました。発売日は2月17日、価格は8万円台。応答速度が1msと速くて超なめらかな映像を楽しめる、ゲーミングディスプレイ“ZOWIE”シリーズの新製品です。ちなみに、ZOWIEの読み方はゾーウィー。

その日の夜、BenQアンバサダーである向けの体験会(ブロガーイベント)が開催となり、参加してきましたのでその様子をレポートしたいと思います!

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百聞は一見にしかず。XL2540の映像を他機種と比較!

映像がなめらか!と文章で書いてもなかなか伝わらないものです。そこで、リフレッシュレートの異なる3つのディスプレイで同じゲームをプレイしている様子をスロー動画で撮影しました。

ディスプレイのリフレッシュレートは左から60Hz、144Hz、240Hz。最も右にある240Hzで駆動するディスプレイが新製品の「XL2540」です。わかりやすいよう、途中からスローモーションで撮ってあるのでどうぞご覧ください。

いかがでしょうか?左のディスプレイは60Hzのもので、映像がかなりカクカクしていて見づらいですよね。。。中央のディスプレイはけっこうなめらかですが、やっぱり一番右の「XL2540」ほどではありません。そして、一番右の「XL2540」はリフレッシュレートが240Hzで文句なしに圧倒的ななめらかさです!

見ていただいたとおり、こんなにも違うんです。

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プロゲーマーに聞く!高速&なめらかな映像表示がなぜ必要なのか?

じゃあ、映像がなめらかだと何がいいんでしょう?世界大会出場経験のあるe-SportsチームDetonatioN Gamingに所属するプロゲーマーのダステルボックスさん(@DustelBox)とTACHIKAWAさん(@TachikawaBR)が登壇し、その理由を教えてくれました!

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まずFPSゲームを得意とするダステルボックスさんは「FPSをやると画面がすごく動くので、残像感がないゲーミングディスプレイの方がプレイしやすい」とのこと。FPSというのは例えば『BATTLEFIELD』や『オーバーウォッチ』のような一人称視点で戦うシューティングゲームのこと。激しく走り回りながら、敵との銃撃戦を楽しむゲームです。

また、「なめらかになったことで、(ゲーム内で振り向くなどの)視点を振った際に敵プレイヤーを視認しやすくなった」と、240Hzの高リフレッシュレートでネイティブ駆動するXL2540のメリットを挙げていました。

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(ダステルボックスさん)

「XL2540」はなめらかな映像だけでなく、1ms(1秒の1000分の1)という応答速度の速さも大きな特長。発光に時間がかかるとされている中間階調である灰色から灰色(Gray to Gray)の応答速度が1msです。これは映像のフレームが変わった瞬間に残像があるのはたったの1msという意味。パッパッと瞬時に映像を切り替えることができ、まったく残像がないと言ってもいいレベルです!

TACHIKAWAさんは『ストリートファイターV』といった格闘ゲームのプロゲーマー。「格闘ゲームはアーケードコントローラーを押してからキャラクターが動くまでが重要」と言い、応答速度の速いディスプレイが必要不可欠であると強調していました。

そもそもゲームの映像ってどのように表示されるのかというと、我々がコントローラーのボタンを押すとゲーム機がその命令を処理し、キャラクターの映像をディスプレイに映し出して、そこで初めて我々はゲーム映像として波動拳を放つリュウの姿を目にすることができるわけです。

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(TACHIKAWAさん)

つまり、ディスプレイの“応答速度”が速ければ速いほど映像を素早く見ることができるので、「格闘ゲームだと今まで反応できなかった技に反応できるようになる」といったメリットがあるんだとか。逆に、応答速度が遅いと、敵が必殺技を放ってから何百分の1秒、何十分の1秒が経過してから映像を見るので、対処しづらくなってしまいます。

リフレッシュレートが高く、応答速度の速いディスプレイはゲームを有利にプレイできることがわかりました!

なんと、TACHIKAWAさんと『ストリートファイターV』で対戦させてもらった僕。当然ですがあっさり負けましたよ~(笑)でも、いい経験になりました♪

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ZOWIE新ゲーミングディスプレイ「XL2540」の特長

BenQがZOWIEシリーズで展開するゲーミングディスプレイの新製品が「XL2540」なんですが、最後に特長を確認しておきましょう!

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  • 「アイシールド」をディスプレイ両サイドに搭載し、ゲームに集中できる
  • 「Black eQualizer」で映像の色を鮮明に表示。ゲーム内の暗いシーンで敵を見つけられないときに、見やすくする機能です
  • プロゲーマーの声を参考にし、様々なゲームモードを搭載
  • ブルーライト抑制&チラツキを防止するフリッカーフリー機能

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さらにヘッドセットをかけておけるフックもあり、ほんと痒いところに手が届く本体設計をしている点に脱帽しました。

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イベントそのものとしては良かったのですが、プレゼンがわかりにくかったのが残念かな。BenQはゲーミングディスプレイだけでも何種類もあるなか今回のメインは新機種のXL2540のはずなんだけど、プレゼン中にいろいろな機種の説明が入ってきて、今説明しているのは具体的にどの機種のことを言ってるのかがわかりづらかった。。。

Xperiaアンバサダーイベントのように、メインが1機種のイベントならそういった混乱はしないものの、いくつも機種を説明されちゃうとこちらは理解するのに頭を使います。せめて、各機能のスライドのなかには機種名を書き入れるとか、要するに説明に主語がほしかったです(笑)

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XL2540は「HDMI出力端子」を搭載していると思って興奮したものの、帰宅後に調べてみたら「RL2460」っていう1機種のみと判明してガッカリしたもん。。。(^_^;) 会場ではあんなにテンション上がったのに!

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HDMI出力に対応しているこのRL2460は上の写真のようにPS4で遊んでいるゲーム画面をもう1台のディスプレイに映し出せるので、まるでゲームセンターのように格闘ゲームを相手と対面して遊べる。これいいね!今後の新機種すべてに搭載してほしいなぁ!

BenQのディスプレイへのこだわりを強く感じた

とはいえ、やっぱり最新機種のXL2540はぬるぬるのなめらかな表示ができていい!ゲームをプレイする人のことを考えて徹底的に作り込んだBenQさん。ネイティブ240Hzのリフレッシュレートは世界初。凄すぎるとしか言いようがありません!

さて、いかがでしたでしょうか。ゲーミングディスプレイの良さをぜんぜん知らなかった人がこの記事を読んで少しでもBenQの“ZOWIE”シリーズに興味を持ってくれたら嬉しいです。特に新製品の「XL2540」はガチですごいので、普段からPFSや格闘ゲームで遊ぶことが多い人はぜひ「XL2540」をチェックしてみてください。

BenQでは同社製品を応援する「BenQアンバサダー」を募集中です。イベントへの参加や新製品情報を受け取れる特典もあるので、我こそはと思ったらぜひ登録してみてください。僕やちゃわんさんたちと一緒に、アンバサダー活動しようゼ!

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