静岡県の温泉が豊富な東伊豆町では、夏の風物詩であるホタルを観賞するお祭りを2ヵ所でそれぞれ別の期間に開催しています!
2019年5月24日(金)〜6月1日(土)は熱川温泉エリアにある「奈良本けやき公園」で、続いて6月2日(日)〜6月11日(火)は大川温泉エリアにある「大川竹ヶ沢公園」でそれぞれ開催。
今回は5月27日に熱川温泉へ宿泊。愛用中の一眼カメラCanon EOS Rと三脚を持って奈良本けやき公園へ行き、この時季だけのホタル観賞を楽しんできました!
会場へはホテルの送迎バスが楽!
さて、まず「奈良本けやき公園」と「竹ヶ沢公園」への行き方ですが、環境保護や周辺住民への迷惑防止のため基本的にマイカーでは行けません。
ホテルの宿泊者はホテルの無料送迎バスで往復の送迎を受けられますので、ぜひ利用しましょう!
熱川温泉のホテル「ふたりの湯宿 湯花満開」に宿泊した僕はホテルを19時50分に出発する送迎バスに乗って奈良本けやき公園まで連れて行ってもらいました。
奈良本けやき公園でホタルを撮ってきた
本当はホタルを撮影するときには昼間に現地を視察してどんな場所なのかを把握しておくのが一番良いのですが、ぶっつけ本番で。
奈良本けやき公園の入口でLEDの提灯を貸してもらい、真っ暗な歩道を柔らかい光で照らしながら5分ほど進むと、ホタルの飛んでいる小さな池か川のような場所に到着。
すると、もう普通にホタルが飛んでる!!こんな間近でホタルを見たことがなかったのでビックリ。周囲にはほとんど明かりがないせいか、ホタルの光がキレイに見えます。
ちょうど水飲み場があり、その上にカメラを置けそうな台があったのでそこにカメラを乗せて撮影。三脚は使いませんでした。
飛んでいるのはゲンジボタル。光を放つのは1秒ほどで、カメラを長時間露光すると短い線のように写ります。
記事に掲載の写真はどれもレタッチはしていますが、よくあるホタルの写真のように“比較明合成”は一切していません。
シャッタースピードはだいたい20〜25秒。とにかく手持ちは無理。手持ちで0.2秒でも撮ってみたけど、それだと光の線になりませんでした。
ときどき目の前をスーッと接近してくるホタルがいて、そういうときはダイナミックな光の線ができます。気持ちいい!
あと、ピント合わせが難しい。真っ暗ななかでMFで適当に合わせたんですけど、それにしてはうまく撮れたんじゃないでしょうか(笑)スマホのAFじゃたぶん合わなかったでしょうね。
ホタル観賞は準備と帰りの時間をしっかり
5月下旬にしては30℃を超える真夏のように暑い日でしたが、夜はややひんやり涼しかったので僕は長袖を一枚羽織って行きました。また、ホタルが嫌がる虫除けスプレーを使わずに長袖で蚊対策をしました。
それと今回は奈良本けやき公園だったので、ある程度の高さがある水飲み場にカメラを置くことができました。でも、竹ヶ沢公園の場合にはそんな好環境があるかわかりませんので、もしホタル観賞する場合には絶対に脚の長い三脚を持参しましょう!
帰りの送迎バスに間に合うようにさえすれば、あとはすべて自分のサジ加減でホタルを楽しめばOK!ホタル観賞を楽しんだら公園の入口に戻ります。
入口では東伊豆町の名産品であるニューサマーオレンジを試食させてもらえたり、ジュースが振る舞われました。気に入ったらその場で買えます(^^)
東伊豆町に泊まって、ホタルを見よう!
帰りも送迎バスでホテルまで送ってもらいラクラク移動。結局、小1時間の間に100枚くらい撮ったかな。なかなかホタルを見たり撮影したりする機会はないので、とても楽しかった!写真の出来栄えは別として(笑)
ホタルを観賞したい方、週末はけっこう混むようなので気合いを入れて準備してくださいね。
5月24日〜6月11日の期間に東伊豆町へレッツゴー!!
【熱川温泉】奈良本けやき公園「ほたる観賞会」
■日程:2019年5月24日(金)~6月1日(土)
■時間:19:00~21:00 ※雨天中止
■場所:東伊豆町・奈良本けやき公園
https://www.e-izu.org/event/1335/
【大川温泉】竹ヶ沢公園 「ほたる観賞の夕べ」
■日程:2019年6月2日(日)~6月11日(火)
■時間:19:30~21:00(最終入場20:25)※雨天中止
■場所:東伊豆町・大川竹ヶ沢公園
https://www.e-izu-hotaru.org/index.html
お問い合わせ・提供:東伊豆町観光協会