ハーブ園というとキレイな花が咲き並んでいるのを想像して、つい美しい写真を求めて足を運んでしまうのですが、静岡県東伊豆町の熱川温泉エリアにある「熱川ハーブテラス」は正直とんでもなく凄い。
触ったり、ハーブの葉をちぎって食べたり、体験して楽しめるハーブ園なんです!
5月下旬に熱川ハーブテラスを訪れ、オーナーさんにガイドしてもらいながら園内を散策したんですけど、もうね、最初から最後までその場にいた4人ともビックリしちゃって、ハーブ園にこんな楽しみ方があるのかと新しい発見がありました。
ハーブを身近で感じよう!
1,200坪の広大な敷地にはミントだけでも20種類あり、ローズマリーも20種類、タイムも20種類!
多品種のハーブを揃え、大手のハーブ園にも負けない種類が観られるのが熱川ハーブテラスなんです。その種類は総勢140〜150種類、多いときで170種類というのだから驚きです。
ミントにしてもいろいろな種類があり、それぞれ香りが違うことに気づきます。
欧州では子どもの頃からハーブの教育を受けているそうなんですが、日本の子はハーブに疎い。僕だってそうです。ぜんぜんハーブの知識はありません。
オーナーの楠山哲男さんは
「熱川ハーブテラスではときどきここへ来てハーブに触れて、もっとハーブについて知ってもらたい。生活の中にハーブを取り入れてほしい。そういう気持ちでここを運営してる」
とおっしゃっていました。
また、「レモンマートル」はこの園内にあるのが日本第一号なんだとか。とてもいい香りで、これのエッセンシャルオイルをお風呂に入れるのもグッド!
ピンクのかわいい花のハーブは「ヘーゼルナッツ」という名前だけど、決してナッツではなく、ゼラニウムの仲間。いい加減な名前なもんだから、ついついツッコミたくなる(笑)
園内のハーブを触って、香りを嗅いで、食べて!
キレイだなぁ〜とただ見るだけでなく、香りや食べてみて感じてほしいと言います。一切消毒していないので、その場で食べることも可能。
よく見かける「ローズマリー」。炒めて食べてもいいし、入浴剤にもなる。脳を活性化してくれます。
「クールミント」はマジでガムと同じだし、食べてみるとスーッとする!
「カレープランツ」はもうそのまんま。カレーの香りがするので、笑わずにはいられません。
マヌカハニーの「マヌカ」!ハーブだったんですね!この蜜がマヌカハニーになる。知らなかった!!
赤花除虫菊の「ピレスラム」は夏の定番、蚊取り線香の原料になるハーブ。白い花の方が蚊取り線香に使われているんだそうですよ。
ほんとたくさんのハーブがあって、熱川ハーブテラスをじっくり見て回ると時間があっという間に過ぎちゃう。
なにせ140〜150種類もハーブが植えてあるわけだから今の時季にしか見られないものもあるし、季節によって楽しめるものが変わるんです。
カフェコーナーで冷たいジュースもおすすめ
最後に、園の入口でもあり休憩所・カフェにもなっている店内で美味しい三種のオレンジが入ったスペシャルオレンジジュース(595円)をいただきました。
ローズマリーの乗ったここオリジナルのジュースで、とっても爽やか。園内を散策して疲れた体がリフレッシュします♪美味しかった!手作りシフォンケーキも気になったよ。
ハーブがわからなくても、お二人のお話を聞くことでハーブへの理解が進む特別なスポット。
熱川ハーブテラスでは説明してもらいながら園内を回ると絶対にハーブに対する認識が変わるので、ここへ来たら絶対にガイドしてもらうのがオススメ。オリジナルアロマインセンス作りやハーブソープ作りといった4種類の体験教室も楽しそうです(^^)
場所は伊豆熱川駅より車で3分ほどと近く、タクシーでもアクセスしやすいですよ。
【熱川ハーブテラス】
■営業時間:9:00〜17:00
■定休日:火曜日・水曜日
■入園料:中学生以上600円
■住所:静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本276
お問い合わせ・提供:東伊豆町観光協会