パソコン用ディスプレイやプロジェクターなどを手がけるBenQさんから、27インチの目に優しい大型高精細ディスプレイ「EW2770QZ」をお借りして使わせてもらいました。日本での発売日は2017年7月14日。価格は6万~7万円ほどとなる予定です。
僕は毎日かなり長い時間デスクに座ってブログを書いていますし、パソコンでWebサイトやSNSをチャックしたり、最近ではYouTube動画もたくさん見ています。つい時間を忘れてダラダラと!
そこで、やっぱり気になるのが目の疲れなんですよね。幸いにもドライアイにはなっていませんが、寝ているとき以外のほどんどはパソコンやスマホ、ゲーム機など何かしらのディスプレイを見ているので、かなり両目に負担がかかっているはず。
目に優しい27インチディスプレイ「BenQ EW2770QZ」
今回、使わせてもらったBenQの「EW2770QZ」は目への負担を軽減してくれるディスプレイです。先に感想を言っておくと、目に優しいディスプレイってこういうもののことを言うんだなと機能面で納得し、非常に良いものでした!
大きな特徴は「B.I.+(Brightness Intelligence Plus)技術」を備えていること。本機に内蔵されたセンサーが室内の照明や色温度の変化を読み込み、ディスプレイに表示する輝度(明るさ)や色温度をバランスの良い状態に調整にして表示。つまり、「EW2770QZ」は置かれた環境に応じて自動調整してくれて、目への負担を軽減するディスプレイなんです!
会社のデスクでWordやExcelなどのオフィスソフトを長時間使う方や、プログラマー、クリエイターなどずっとPC画面を見続けるようなお仕事をされている方にとって、目に負担のないディスプレイって嬉しいはずなんですよね。
僕も一日のうちにかなり多くの時間をディスプレイとにらめっこしていますから、アイケアに特化した「EW2770QZ」は使ってみてとても楽でした!
画面のチラつきを抑えるフリッカーフリーなのも嬉しい。もはや目に優しいディスプレイ商品ではスタンダードになりつつある機能ですが、実はこのフリッカーフリーを業界に先駆けて最初に導入したのがBenQ。
「EW2770QZ」はフリッカーフリーやブルーライトカットを標準で備え、利用者の目の負担を減らす優しいディスプレイなんです。
WQHD、狭額縁、スピーカーも!基本スペック
じゃあ、ディスプレイとしての基本的な性能はどうなんだ?って話ですが、そこはBenQの得意分野だから一切妥協のないスペックとなっていますよ。
「EW2770QZ」は27型と大型で、高解像度2,560×1,440ドットのIPSパネルを搭載。しかも、画面の枠(ベゼル)がスリムな狭額縁であることに加え、液晶パネルとベゼルがフラットですっきりしている点も見逃せません。色域カバー率は100%のsRGBとRec.709に対応し、しっかりした色の表現ができています。
入力端子も十分で、映像入力は2系統のHDMI 1.4端子と1系統のDisplayPort端子、ヘッドホンジャックを備えているほか、2W×2のステレオスピーカーを内蔵している点も評価できます。
B.I.+やブルーライトカットなど、目の負担を軽減するモードが豊富
ディスプレイの設定は本機の右側・背面にあるボタンから。画面に表示される各メニュー位置に応じたボタンを押すことになるのですが、メニューは画面に、ボタンは背面にあるものですから、メニューを選ぶ際に何度か押し間違えてしまいました。。。
なお、システムのOSD設定から日本語を選ぶとメニューの言語を日本語に変更でき、あとあと楽です。
部屋の照明に合わせて色温度や輝度を変更できる「B.I.+」のほか、「写真」「シネマ」などプリセットされているメニューからお好みの表示を選べるのもいいですね!僕は「ブルーライトカット」が気に入りましたよ♪
下のように、画面の中央エリアだけを明るくして周りは暗くする、といったモードも。わざわざ画面全体を明るくする必要はないときに役立ちそうですね。
LEDデスクライト「WiT」との相性もバッチリ
なお、BenQはデスク用のライトも開発していて、今回はLEDデスクライト「WiT Eye-care」も同時に試させてもらいました。
僕の作業デスクはリビングの端にあって、快晴でないときにはちょっと暗いんですよね。なので、英会話スクールの予習・復習をするときにはこのWiTが大活躍。明るくて見やすく、テキストの文字もくっきりと認識できます。
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WiTのLEDライトのせいでディスプレイが見づらくなるかも。。。と最初は心配したのですが、そこは「EW2770QZ」のB.I.+技術が活躍し、見やすく調整!「EW2770QZ」はWiTの明るさに対応するため、センサーで読み取った光から最適な明るさで表示してくれたんです。
WiTは上部にあるノブから輝度と色温度の設定を調整できるんですが、WiTの明かるのおかげで英会話テキストの読み書きが捗りましたよ。
そして、WiTの明るさによって光の環境が変わったわけですから、それを察知して目に優しい表示へと切り替えるのが「EW2770QZ」の凄いところと言えます。
奥さんの意見も聞いてみた
グラフィックデザイナーの奥さんにも「EW2770QZ」の良さを知ってもらおうと、自身のMacとつないでAdobe Lightroomで写真整理の作業をやってもらいました。
すると、やはり27インチで2,560×1,440ドットという高解像度の良さをすぐに感じたようで、写真のピントが狙った場所にしっかり来ているか、ノイズの粗さはどうかなどをチェックするのにすごく良いと言っていました。
Photoshopでは写真のゴミを探して消したいときに、「EW2770QZ」ではパッとゴミを見つけることができたと。また、黒の濃淡がよく見えて良いな~という感想でした。
PCディスプレイは何時間も見続けるものだから。
今回の体験期間中にオフィス系ソフトは試せていませんが、WordやExcelをはじめとするオフィスソフトでの作業が多い会社さんが「EW2770QZ」を導入すれば、きっと社員さんの目の疲れを軽減できて、職場環境の改善につながるんじゃないかな~と思いました!
僕が自宅でしばらく使ってみた感想としては、目はいつまでも健康でいられるという保障はないし、できるだけ早めにケアしてあげることが大事だなと。
部屋の環境にあわせて画面の明るさや色温度を調整してくれるアイケアディスプレイ「EW2770QZ」は目に優しいだけでなく、十分なほどのハイスペックな基本性能を備えていて非常に満足できる製品ですので、気になった方はぜひ使ってみてくださいね!
なお、BenQではディスプレイやプロジェクターなどの製品を体験できたり、特別なイベントに参加できたりする、BenQアンバサダーへの募集を行っていますので、興味ある方は登録してみてはいかがでしょうか!