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超広角ムービーカメラ「Canon iVIS mini X」 孤独のモニターレビュー

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2014年10月2日、キヤノンが自分撮りコンパクトビデオカメラの新製品「iVIS mini X(アイビスミニエックス)」を日本国内で10月16日に発売すると発表しました。

価格はオープン価格ですが、キヤノンオンラインショップでは38,800円(税別)。家電量販店やネット通販など一般販売されます!

思い起こせば1月に米キヤノンが「VIXIA mini X」を発表した際に、僕が日本では「iVIS mini X」として3月ごろに発表されるだろうと書いたんですが、まさかの10月でした(笑)

でも!でもですよ!ようやくiVIS miniの後継機が日本でも手に入るということで、これは楽しみではありませんか!!

・・・・。

おっと!

発売日は10月16日なのに、なぜかここに「iVIS mini X」が!!!!

実はキヤノンマーケティングジャパンさんからこの「iVIS mini X」を僕に使ってほしいとご連絡をいただきまして、9月よりお借りし使っている最中なのでございます。ブロガーとして使わせていただいているのは僕が日本国内初なんだとか(^_^;) うわぁぁぁぁぁ!iVIS mini好きとしては超嬉しい!!めっちゃ光栄です!!

ということで、ハイテンションではございますが、ひと足先に使っている「iVIS mini X」の特徴解説と動画レビューをお届けしたいと思います。

「iVIS mini X」の基本的な特徴を押さえておこう

まずはパワーアップしたポイントをチェックしておきましょう!

■バッテリー駆動時間が2倍以上に
従来のiVIS miniはバッテリー駆動時間が実働で連続40分程度でした。電源アダプターは別売りですし、長時間の撮影時にはこの小容量のバッテリーを繰り返し充電して使うか、予備バッテリーを用意しておく必要があったんですね。

一方、新型の「iVIS mini X」のバッテリーは大容量で、最大160分の撮影が可能。実働でも1時間半以上2時間近く撮影し続けられます。しかも、最初から電源アダプターが同梱しているので、バッテリー残量が0になってもその場にコンセントがあれば給電しながら撮影もできちゃう!これは本当にありがたい。

■超広角レンズ・稼働液晶・スタンド
iVIS miniシリーズの良さはこの特徴があってこそと言いたい!フルHDで160度の広い範囲がバシッと撮れる広角レンズは広い会場での催し物を撮りたいときや山に登ったときに周りの絶景を撮りたいに重宝します。これからの時期は紅葉シーズンですし、赤くキレイな姿の山々を撮影するのに良さそう!なお、静止画(写真)モードでは170度の撮影ができちゃいます。

2.7インチの液晶画面は角度を後ろ側に80度、前側に90度に変えられ、普通に正面を撮影するだけでなく、自分撮りや低い位置から撮影するときに便利!僕としては正直もうちょっと液晶の解像度が高い方が嬉しいけど、しっかり被写体の様子を画面上で確認しながら撮ることができます。

また、カメラ底部に付いているスタンドがイイんですよ。角度をつけて固定してカメラを置いておけるし、これによってほとんどの場合で三脚が不要になるんです。ちょっとした台の上に置いて、そこから角度を斜め上にしたり。一応、三脚穴もありますよ!

■撮ることを困らせないビデオカメラ
ガッチリ手でつかんで撮る通常のビデオカメラは、人前で出して撮影するっていうのを躊躇してしまう人も多いかと思います。撮られる側もけっこう恥ずかしいんですよね。

だけど、「iVIS mini X」は小さくてこんな形だし、結果としてスマホを持つようなスタイルで撮影するので、周りの視線を集めることもなく気にせず撮影できるんです。最後に動画をお見せしますが、見た目がビデオカメラっぽくないので撮ってても周りの目が気になりません!(あ、僕が撮り慣れてるせいもあるかw)

 

より多くの人が満足できるマニアックな機能向上

■AVCHD形式の撮影に対応
パソコンやスマホでの視聴・編集に向いているMP4形式に加え、テレビやレコーダーに向いているとされるAVCHD形式での撮影にも対応しました。
AVCHDでの撮影時には撮影範囲(画角)が150度となりMP4形式に比べてやや狭くなりますが、それでも広角と言えるレベルでしょう!

■広角でない標準画角時には手ぶれ補正が効く
広角で撮るモードのほかに、標準画角で撮影できるモードがあるんです。実際には中央部を切り出してズームしたような形になるんですが、同様にフルHD画質ですので満足!しかも、標準画角では電子式手ぶれ補正機能が働き、手持ち時のブレを抑えた撮影が可能になっています。手ぶれ補正についても最後に動画で実験していますのでどうぞ御覧くださいね。

画角についてはMP4形式での広角撮影時が160度に対し、標準画角での撮影時には64度となります。また、AVCHD形式での画角は広角時が150度になるのに対し、通常画角で手ぶれ補正ONのときは51度になります。

■マイク性能の向上とリニアPCM録音に対応
マイクの口径を従来の2.5倍に拡大し、より多くの信号を入力できることに!ノイズの低減や、低音から高音までをクリアに記録できるようになりました!

音声録音のマニュアルモードが追加され、本体横のダイヤルを回して音量などを調節できます。スピーカーやヘッドホン出力端子はもちろん、外部のマイク入力端子も搭載しました。

また、風切音を防止したり、内蔵マイクの指向性も設定できますよ!よく外で撮影することが多いんですが、そのときに風が強いと風のガサガサっとした音が嫌だったんで、「iVIS mini X」になって風切音を軽減して記録してくれるのは嬉しい限り!

さらにはAVCHDの24Mbpsで撮影したときのみ48kHz/16bitのリニアPCM録音が可能となり、非圧縮で劣化のないとてもクリアな臨場感のある音声が楽しめます。

■HDMIスルー方式に対応
これは待ち望んでいた人も多い機能かもしれませんね。HDMIスルーに対応し、録画撮影していないときもHDMIケーブルで接続したテレビやレコーダー、パソコンなどに「iVIS mini X」のカメラでとらえている映像をリアルタイムで送る機能です。

このHDMIスルー機能を使えば、「iVIS mini X」をインターネット生放送に使うWebカメラのように利用できるので便利!
「iVIS mini X」の超広角映像をニコ生やUstreamで生配信でき、大活躍するはずですよ!

■インターバル撮影やスロー・倍速撮影も
5秒、10秒、30秒、1分、10分ごとに0.5秒の動画を撮影したり、静止画を撮影するインターバル撮影にも対応しています。
夜空の星の動きや植物の花が開く映像などを撮るときに良さそうですね。

VGA画質になりますが、4分の1の速度でなめらかな映像が撮れるスローモーション撮影や、最大4倍速の倍速撮影もできます。

■Wi-Fiでリモート撮影や動画の転送・シェア
もう最近のカメラでは当たり前になりつつあるリモート撮影ももちろんできます!「iVIS mini X」のカメラの映像を専用アプリを入れたスマホで見て撮影や停止をコントロール可能。また、Wi-Fiルーターでインターネットを経由して外出先から自宅内の「iVIS mini X」の映像を見るとかまるで監視カメラシステムみたいな機能も(笑)

実際に撮ってみた映像

今後のモニターレポートを前に、まずは上記の特徴を実際に見てもらおうということで映像を作りました。見てもらった方が早いですもんね(^_^;) あぁ~、先に動画編集しておけばこんな長文書かなくて済んだのかも。。。

【iVIS mini X で撮ったテスト動画】

中盤でテストした映像では手ぶれ補正が効いてなめらかな感じになっているのがわかるかと思います。また、静止画モードでは170度の写真撮影が可能なので、一眼レフの高価な広角レンズを買わずにその代わりとして「iVIS mini X」を超広角デジカメとして使うのも面白いと思いましたね!

ちなみに、↓は従来のiVIS miniで撮った映像ですが、こう見るとやっぱり手ぶれが気になりますね。音声が物足りなかったり。撮った動画そのものは個人的に大好きなんですがね!

【旧機種 iVIS mini で撮った動画】

→ 米ディズニーランドでビショ濡れ!Canon iVIS miniと「スプラッシュプルーフケース SP-V1」で撮った動画が衝撃的!

「iVIS mini」が好きだ!「iVIS mini X」にワクワク!

たまたま1年前にiVIS miniと出会ったおかげで今までできなかったような動画が作れるようになって、結果的に茨城県のテレビ番組を持つことにもなりました(現在、番組は終了)。

ぶっちゃけ、僕に動画を撮ることの楽しさと、気軽に撮ろうという気持ちにさせてくれたのがキヤノンのiVIS miniと言っても過言ではありません。

そして、完全なるパワーアップを遂げた「iVIS mini X」は僕に対して再び新しいチャレンジをしろと背中を押してきている気がして、今は何かやりたくて仕方がない気持ちです!空いてる時間にいろいろ撮りたいなぁ。

なお、旧機種のiVIS miniはキヤノンオンラインショップだけの限定販売でしたがすでに9月26日をもって販売を終了しております。
新機種の「iVIS mini X」は家電量販店で各ネットショップなどでも販売が予定されていますので、欲しい人はお求めやすくなったと思いますよ!

【追記】
iVIS mini Xを使って動画レビューをやってみました。よかったら御覧ください!
食感が最高!ざくざくするザクザクのクロッカンシュークリームはやっぱりざくざくだった! [iVIS mini Xで動画レビュー]

小型ビデオカメラCanon「iVIS mini X」でお台場の夜景を超広角&タイムラプス撮影!

食感が最高!ざくざくするザクザクのクロッカンシュークリームはやっぱりざくざくだった! [iVIS mini Xで動画レビュー]

[ディズニーシー]ここ知ってた?ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイルを「Canon iVIS mini X」で動画レポート!

Canon デジタルビデオカメラ「iVIS mini X」

Canon デジタルビデオカメラ iVIS mini X 対角約170度 1,280万画素CMOSセンサー IVISMINIX

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