たまたまAmazonで「Canon EOS R」の販売ページを見ていたときのこと、下のレビュー欄にあったあるコメントがすごく気になりました。
コメント内容はこんな感じ。
USB充電は、USB-typeC経由ですが、一般的なUSB電源からだと電圧不足なのか、充電出来ませんでした。
バッテリーの充電器を忘れた際や、荷物を減らしたい時などは便利な機能。。。などと書かれた評価も見受けられますが、別売りのUSB電源アダプターPD-E1(定価13000円)を使わなければ充電出来ないようです。
なので、付属の充電器の方がコンパクトだし、充電器を忘れた際は現実的にはUSBケーブルがあっても充電出来ないと思います。
(https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1CBI6CRVT05DB?ref=pf_vv_at_pdctrvw_srp)
という内容。
いやいや、「USB電源アダプターPD-E1」でなくとも、Canon EOS Rは『USB PD』に対応したUSB Type-C(以下、USB-C)アダプタを使えば充電できますから!ということをこのブログでは言っておこうと思います。
コメントの主は試したのが一般的なUSB電源と言っているので、きっとスマホ用の力の弱いUSBアダプターで充電しようとしたのだと思いますが、おそらくUSB PDのことを知らずに試したのでしょう。
本当はAmazonに返信コメントをしようとしたのだけど、なぜかAmazonのEOS Rには新規コメントができない制限がかかっていたのでコメントできず、仕方なくブログに書くことにしました。
まず、USB PDとはUSB Power Deliveryの略で、大容量の電流を流せるUSBの規格のこと。最近のMacBook Proやニンテンドースイッチにも採用されていて、専用の電源ケーブルなしにPDに対応したUSBケーブルで本体を充電できるようになっています。
Canon EOS R本体もUSB-C端子があり、USB PD対応のUSB-Cケーブルであれば問題なくEOS Rのバッテリーを充電可能。
実際に、僕の使っているMacBook Proに付属しているUSB-CアダプターはUSB PDに対応しており、PD対応のUSB-Cケーブルを接続すればCanon EOS Rを充電できます。
普段からリビングに置いてある「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」で充電することも多いです。
また、コンパクトな「Anker PowerPort ll PD」はカフェやコワーキングスペースでも大活躍。こんなに小さいのにUSB-Cと通常のUSB(A)を備えていて、どこでも充電しやすい。
旅行に持っていくにも最適で、三重県に持っていったときには宿に泊まったときにこれでCanon EOS Rを充電しました。Anker PowerPort ll PDとケーブル1本で、MacBook ProとスマホとEOS Rの電源をすべて賄うことができ、非常に助かったアダプタです。
さらに、バイルバッテリー「Anker PowerCore 20100」でも充電できます。このモバイルバッテリーはMacBook Proも充電できるし、もう鬼に金棒ですよ。
上記のアダプターもしくはモバイルバッテリーはいずれもUSB PDに対応しているアイテムです。
すなわち、Canon EOS Rを充電したいのであれば、USB PD対応のアダプターやモバイルバッテリーをご使用ください。