こんなカメラがあるのか〜とその存在を知ってからずっと触ってみたかった製品が我が家にやってきました!
カメラ部分が分離できるジンバル付きウェアラブルカメラ「Feiyu Pocket 2S」(Feiyu Tech製)。
本体からケーブルを伸ばすと好きなところにカメラを付けられる!撮影の幅が広がり、さらには三軸ジンバルのおかげで手ブレの少ないなめらかな動画が撮れるカメラです。
今回、Feiyu Pocket 2Sをレビュー用にご提供いただきました。良かった点・残念な点など、使ってみた感想を率直にお伝えしたいと思います!
Feiyu Pocket 2Sの特長
- カメラが分離できるジンバル付きウェアラブルカメラ
- 4K60fpsでの撮影が可能
- 超広角・広角・狭角での多彩な撮影範囲
- スティックボタンでカメラ操作、基本操作はタッチパネルで
- タイムラプスやモーションラプスのほか、人やモノを追従するオブジェクトトラッキング機能を搭載
- カメラを離して撮影でき、多彩なアングルや撮影手法の幅が広がる
- 上下左右をスティックボタンを使ってレンズの向きを操作できて良い
- 小型のジンバル付きカメラで、旅行やVlog撮影にピッタリ
- 画質はやや甘め
- タッチパネルは反応が鈍く、やや慣れが必要
バッグや胸元にカメラを装着してても画面が見られる!
Feiyu Pocket 2Sの最大の特長なのが、本体からカメラ部分を伸ばせること。
離れたところにカメラを置いて、手元のディスプレイで確認しながら撮影できるのは非常にユニーク。
なんと、カメラ部分にも本体部分にもどちらにも強力なマグネットが付いているので、鉄製の壁や台などにもピタッチ装着できちゃいます。
たとえば、車の屋根やベビーカーなんかに付けても面白いかも。
たとえば、カメラを自転車の下部や側面に取り付けて、ハンドルに固定した本体ディスプレイでモニターしながら超ローアングルの走行シーンを撮影。
操作系はディスプレイと同じく手元にあるので、届かないところにあるカメラの向きを修正したり、撮影の設定を変えたりも楽々できます。
しっかり画角を確認しながらカメラ位置を修正し、しっかり思い通りのアングルで撮影できました!これがFeiyu Pocket 2Sの特長であり、最大のメリットであることは間違いありません。
タイムラプス/モーションラプス
早送りのような映像を撮影できるタイムラプス。Feiyu Pocket 2Sはタイムラプスのほか、カメラの角度を徐々に変化させながら撮影するモーションラプスにも対応。
A地点→B地点をタッチで指定し、撮影時間を決めれば、あとはFeiyu Pocket 2Sが自動的にモーションラプスを撮ってくれます。
沈む夕陽の動きを撮ったり、海上を進む船を撮ったり。モーションラプスは楽しいです!
タッチ操作の反応がイマイチ
ディスプレイはタッチ操作に対応。カメラの角度変更や電源ON・OFFは独立したボタンがありますが、それを除くとほぼすべての操作はタッチパネルで行います。
しかし、このタッチ操作がややショボい。
操作メニューを表示させるには、ディスプレイをスワイプ。でも、だいたいは一発で表示できない。できたとしてもスワイプ後にワンテンポ遅かったり。使用中にイラッとすることが多かったです。
何度もイライラさせられたのは、撮影メニューの変更やプレビューの再生から、ひとつ前の階層に戻りたいとき。ディスプレイをどの方向にスワイプしたら戻るのか迷うシーンが多く、これには参りました。今後のアップデートでの改善に期待したいです。
長い棒を使えばドローン風の映像も撮れる!
本体底面には三脚穴が開いているので、一般的な三脚や一脚がそのまま使えるのは嬉しい限り。
そこで40cm〜300cmまで伸ばせる自撮り棒 TELESIN 2.7mメートルを使い、低所から高所へと上がりながら動画を撮ってみました。
すると、広角を生かしたドローン風の映像に!
手ブレを抑えながら、ぬるっとレンズの角度を変えてくれるのは、ジンバル付きカメラならではですね。ゆっくりと持ち上げていくのがコツです。
10月末までは割安価格で購入可能
Feiyu Pocket 2Sは2021年10月31日まで、クラウドファンディングのMakuakeにて割安価格で購入できます。
それ以降は正規価格になってしまうので、お得な値段で入手できるのは今だけです。
カメラを離して設置できるユニークなFeiyu Pocket 2S。ぜひ、試してみたい方はお早めにどうぞ。
め〜んずスタジオによるFeiyu Pocket 2Sレビュー動画