引越しをすると多くの人が自宅に光インターネットやADSL、ケーブルテレビインターネット(CATV)を申し込むことでしょう。
今でこそ高速モバイル通信の登場で固定回線を引かないという人も増えつつありますが、頻繁に動画を見たり、オンランゲームで遊んだり、サクサクっとSNSやWebサイトを見たりするにはやっぱり固定回線があった方がいいと僕は思っています。
この春に賃貸マンションに引っ越したことをきっかけに、回線はマンションタイプのあるNTT東日本の高速インターネット回線「フレッツ光(Bフレッツ)」、プロバイダーは人生初の「So-net」を選んでみました。これはマンション向けの光インターネット「So-net 光 with フレッツ S(マンション)」というものになるんですが、今回は僕が導入したインターネット回線の解説をしたいと思います。
月額料金は4,000円以下!初期費用はわずか800円
繰り返しになりますが新居に導入したのは「So-net 光 with フレッツ S(マンション)」で、フレッツ光の回線タイプは「Bフレッツ マンションタイプ(VDSL方式)」、プランは「プラン2(厳密にはプラン2ハイパー)」というものです。プラン2というのは集合住宅の中で比較的利用人数が多いプランを指します。
【So-net 光 with フレッツ S(マンション)】
先に月額料金を挙げておきますと、月額3,650円(税抜き)。
料金の詳細はSo-netに900円、NTTのフレッツに2,750円、工事費が100円の合計で月々3,650円というわけ。税込みでも月々3,942円となり、4,000円を切ります。
So-net 光 with フレッツ S(マンション)プラン2の料金
詳細 | 月額 |
---|---|
So-net | 900円 |
NTT | 2,750円 |
工事費 | 100円 |
合計 | 3,650円(税込み3,942円) |
工事費に関して補足しておくと、初期費用としてかかる工事費24,000円を月々800円の30ヵ月払いで分割することができるんです。そこに、いつまでも続いている「フレッツ光 月額利用料割引」というキャンペーンが適用され月々700円の割引が30ヵ月受けられることに。したがって、工事費は月々100円の30ヵ月払いで済みます。
(なお、これはマンションでの場合。もし、戸建て住宅でかつ自分で設置工事を行う場合には2,000円で済みます)
ちなみに、2年間の利用を前提に「にねん割」に加入しており、もし「にねん割」を適用しない場合には月々100円が上乗せされます。
料金は実にわかりにくいんですが、判断基準としては戸建て住宅向けの「ファミリータイプ」だと料金が高めで、集合住宅向けの「マンションタイプ」は比較的安く、大規模なマンションで加入者が多いとさらに安いという特徴が見られます。
初期費用は工事費を分割にしているため、契約料の800円だけです。
固定回線のメリット・デメリット
序盤に言い切ったとおり、戸建て住宅やマンション・アパートに関わらず、自宅には固定のインターネット回線(光・ADSL・CATV)を導入した方がいいと思っています。
それは、WiMAXを除き、スマホやモバイルルーターなどモバイルインターネット回線は通信量の上限(一般的には7GB)を超えると著しく速度が制限されるからです。インターネットを使いまくっているとある基準を境にガクンっと通信速度が遅くなります。それが通信制限です。例えば、4G LTEの速度が20Mbps程度だとすると、200分の1程度に制限されてしまいます。
その反面、固定回線は基本的には無制限にデータ通信が可能なので、使いすぎても速度を遅くされてしまう心配はありません。オンデマンド放送を見たり、LINE通話をしたり、ニコニコ動画を見まくっても安心です。
数千円で買えるWi-Fiアンテナ(ブロードバンドWi-Fiルーターなど)を固定回線に取り付ければ、この無制限のインターネットをパソコンだけでなく、スマホやタブレット、ゲーム機、ネット対応テレビ・レコーダーなどでも利用可能。
ただし、固定回線のデメリットは申し込んでから実際に使えるようになるまでの日数が最低でも1週間はかかってしまう点です。戸建て住宅にしろマンションにしろ、業者が訪問してきてちょっとした機器の設置工事(調査なども)や機材を宅配で受け取るといった段階を踏む必要があります。
この点では、申し込でから30分程度ですぐに使えるようになるモバイルインターネットに軍配が上がりますね。
So-netの3つのプラン(フレッツ光、auひかり、NURO光)
しつこいようですが、回線はNTTのフレッツ光のBフレッツにし、プロバイダーはSo-netを選んだんですが、そもそもインターネットを利用するにはこのように回線とプロバイダーが必要なんですね。プロバイダーっていうのは接続サービスそのものをやってくれる会社のことです。線だけじゃインターネットできません。
プロバイダーにSo-netを選んだ理由としては、NTT、KDDI、NUROといった複数の回線を選べるのが良く、将来的にプロバイダーは解約せずに回線だけ変える(コース変更)なんてこともできるので。
【So-net 光(auひかり)】
僕が契約したNTTのフレッツ光は「So-net 光 with フレッツ S(マンション)」ですが、そのほかにKDDIの回線を利用した「So-net 光(auひかり)」という光インターネットサービスもあります。
「So-net 光(auひかり)」は下り最大1Gbpsの高速なインターネットが利用できるほか、auのスマホなどが最大2年間1,410円も割り引かれるauスマートバリューが適用されるのが魅力的!
【NURO光】
So-netは他の業者にはない「NURO光(ニューロひかり)」という光インターネットサービスを提供しています。これは回線とプロバイダーを両方ともSo-netが手がけていて、なんと通信速度が下り最大2Gbps・上り最大1Gbpsという世界最速の光インターネットなんです。料金はこの速さで月額4,743円!
同じSo-netだったら、フレッツ光よりもこの「NURO光」の方がぜんぜん良いんですが、どうして僕がこれを選ばなかったのかというと、理由は単純。選べなかったから。
「NURO光」はエリアが狭く、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県の一部でしかサービス提供していません。
問題ないのはそれだけじゃありません。「NURO光」が導入できるのは戸建て住宅か、マンション・アパートの1階・2階に住んでいる人のみなんです!僕は3階以上のところに住んでいるため、申し込めないというわけ。非常に残念です。。。
@asuka_xpの感想
自宅では無事に「So-net 光 with フレッツ S(マンション)」が開通したところで、僕の結婚祝いとして男子ハックの純平さんからいただいた“11ac”対応のブロードバンドWi-Fiルーター「BUFFALO WHR-1166DHP」を自分で取り付けました。
とりあえず、iPhoneの速度測定アプリRBB TODAY SPEED TEST(無料)でインターネット回線のスピードを測ってみたところ、電波干渉の少ない5GHz帯を使えるBUFFALO WHR-1166DHPの効果もあってか、上り・下りとも60Mbps以上の速度が出ました(3回測っていずれも)。速い!
300戸以上の部屋があるマンションだからここまで速度が出るとは思っていなかったし、良かった!4K画質の動画をリアルタイムで見るようなことがない限りはこのくらいの速さがあれば十分です。
前述のとおり、So-net 光 with フレッツ S(マンション)の料金は月額4,000円程度なので安いし、引っ越してすぐに固定インターネットを使いたいのであれば、開通日を逆算して早めに申し込んでおけばいい。
これから引っ越しを考えている人はもちろん、今使ってる固定インターネットをそろそろ乗り換えようかな~と思っている人は、ぜひSo-netの高速インターネットも選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
フレッツ光には「Bフレッツ」よりもさらに速い「フレッツ 光ネクスト」や「フレッツ光ネクスト ギガファミリー」なんてものもありますから、より高速なインターネットを使いたい人はいろいろ悩んでみてくださいね!
最大◯万円分の現金キャッシュバックやポイントがもらえるキャンペーンもやっているようですよ!
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