iOS10.1にバージョンをアップデートしたiPhone 7・iPhone 7 PlusはついにApple Payに対応し、WalletアプリにSuicaを登録することで、駅の改札をiPhoneでタッチするだけで通過できるようになりました。ほんと、iPhone1台で電車に乗れるんですから凄いですよ!
しかし、Apple Payはまだ日本で始まったばかりのサービスですから不安な人も多いことでしょう。そこで、以下の条件で駅の自動改札を通過してみる実験を行ってみました!
- iPhoneはスリープ状態(電源はONで画面はOFFの状態)
- WalletアプリとSuicaアプリは閉じている状態
- 指紋認証センサーには触らない
- 自動改札の読み取り機にタッチする以外の操作はしない
つまり、ポケットからサッと取り出したカード型のSuicaを改札の読み取り機にタッチして通るときと同じように、iPhoneで特に何の操作をすることなくすぐに改札を通れるかどうかの実験です。
結果を言いますと、スリープ状態でアプリを起動することもなく、指紋認証も不要。
ポケットから取り出したiPhoneをそのままの状態で自動改札の読み取り部分にタッチするだけで改札を通過できました!(タッチというか、近づけるだけでもOK)
わかりやすいよう動画を撮っておきましたので、こちらもご確認ください。
iPhone 7 PlusのモバイルSuica(Wallet)で駅の改札を通過したときの動画です。🔽
スリープ状態でも平気だし、アプリを起動する必要もありませんでしたよ。
通過後にはディスプレイが自動的に点灯し、Suicaの残高が自動表示されるのは非常に便利だと感じました!
しかし、残念なことも1つ。iPhoneの電源を完全にオフにした状態で改札を通過しようとするとSuicaが反応しませんでした。つまり、バッテリー残量がゼロになるとSuicaが使えないという可能性も。。。
AndroidスマホのモバイルSuicaでは電源がオフでもSuicaを利用できたのですが、iPhoneだと無理だとわかりちょっとガッカリ。万が一、バッテリーがゼロになったときに充電できるようモバイルバッテリーの持ち歩きは必須になりそうですね。
モバイルバッテリーはワイヤレス充電できる機種がおすすめです。