ソニーから本日発表された“ポケットに入る”超小型ノートPC「VAIO type P」。
スペックなどはニュースサイトや他のブログにお任せして、
本日実際に触ることができたのでそれをレポートしますね。
20時30分くらいにヨドバシAkibaに行った僕は、まず、すごい人だかりに驚きました。たまたま通りがかった人も多かったと思いますが、PCを見るためにこんなに並ぶとは想像していませんでした（笑）
■ピカピカのクールなデザインにやられた！
ホワイト、レッド、グリーンの３色の試用機がそれぞれ１台ずつ置かれていて、どれも通電されており、自由に触れる状態。まぁ、自分が触る順番になっても後方にこれだけの人が待ってるとなかなか長時間触ることはできませんが。。。
なので、サクッと要点だけを押さえて触ってきました（笑）
まず、見た目は大満足！！超クールなデザインと10万円以下には見えない高級感。
３色とも光沢のある天板にスタイリッシュなフォルム！！個人的にはホワイトがいい感じ。
キーボードは本体が横長なので、十分なサイズがあります。
キーを打った感じとしては、最近のVAIOとは異なり少し堅かったですね。しかし、「Enterキー」はVAIO type Tと比べて大きい！！
また、マウスの代わりとなるセンターポインターはクセがあるので、慣れるまでは時間がかかりそう。
動作については、メモリは標準で2GBを積んでいる（オンボード/最大2GB）のですが、店頭販売モデルは記憶メディアに4,200回転という遅めのHDDが搭載されているためか、Windows Vistaを快適に動かせるレベルではありませんでした。ちょっともたつく感じでしょうか。
でも、ソニースタイルのオーナーメードでは高速なSSDも選べるので、店頭では購入せずにソニースタイルでSSDを搭載したtype Pを買えば快適に動作すると思います。（最小限スペックならSSDを搭載しても10万円以下におさまる！）
■「VAIO type P」は小さすぎる！
サイズですが、すごく横長のデザイン。
これを見た目で比較するためにiPhoneと比べてみました！！
すると――
なんと、iPhoneの縦サイズとピッタリ！！type P、小さすぎです！！
まだまだ、こんなことで驚いてはいけませんよ！！
ACアダプタも今まで見たことないくらいの超小型サイズ！！
iPhoneよりもぜんぜん小型！
これなら長時間バッテリを買わずに、ACアダプタを持ち歩くは苦ではないでしょう。
標準バッテリでも４時間くらいは持つそうですし。
ただ、僕としてはExpressCardスロットがないのが残念。現在使っているVAIO type TはExpressCardスロットが搭載されていて、ExpressCardタイプのイーモバイルD03HWを使用しているためです。PCカードスロットもないので、必然的にUSBタイプのイーモバイルしか挿せません。
また、GPS搭載との発表があったのですが、これは標準搭載ではなくオプションで、しかも、来月以降にソニースタイルで選択できるようになるみたいです。せっかくここまで小型なのですから、GPS搭載にして幅広い用途で使えるようにしたいですよね。
実売価格ですが、店頭販売モデルはヨドバシカメラなら通常99,800円で販売されているところ、イーモバイル同時加入で45,000円引きの54,980円で購入できます。
ソニースタイルは79,800円からとなっています。
また、現在僕が愛用しているVAIO type Tは11.4インチ液晶なのですが、iPhoneと比べてもこんなにも大きいです。
原寸大の「VAIO type P」カタログ写真（左）と「VAIO type T」との比較。
「VAIO type P」はその小ささが一番の特徴。そして、それが大きなアドバンテージです。ネットブックという位置付けから少し上をいくモバイルPCとして、十分なサイズのキーボードも評価できます。
インターフェースにExpressCard・PCカードスロットがないのが残念ですが、それも豊富なUSB周辺機器でカバーできるかと思います。
小さくて軽い、カフェで取り出してもオシャレなモバイルPCを探していた方、「VAIO type P」は十分それに応えられるのではないでしょうか。
クールなケースなど、オプションも豊富
