Canon EOS 6D

【レビュー】Canon「EOS 6D(WG)」、「手持ち夜景モード」で三脚を使わずに手ブレしない夜景写真を撮る!

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こんにちは!2012年11月30日に発売のキヤノンの35mmフルサイズデジタル一眼レフカメラ「EOS 6D(WG)」を現在モニターしています@asuka_xpです!
 ※試作品で実際の製品とは異なる場合があります。EOS 6D(WG)、以下EOS 6D。
 (上の被写体はスタジオ シバリー・ベースの小川文吾さん)

一眼レフカメラってマニュアルで撮影するのが当たり前だろ~!というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、「EOS 6D」にはユーザーに優しい便利なシーンモードを搭載しています。

中でも僕は「手持ち夜景モード」が非常に気になっていて、その名の通り、三脚を使用しなくても簡単に綺麗な夜景を撮影できるモードらしいんです。

そして、ちょうど昨日、東京・六本木ヒルズに行く機会があったで早速試し撮りしてきました~!

 → Canonのフルサイズ一眼レフ「EOS 6D(WG)」を発売前に借りてきたので超速レポート!

「手持ち夜景モード」で、簡単にブレない夜景が撮れる!

「手持ち夜景モード」とは、4枚の写真を素早く連続して撮影し、それらを合成してキレイな夜景写真を作り出してくれるモード。

この「手持ち夜景モード」にするときは、「EOS 6D」のメニューダイヤルを「SCN」(シーンメニュー)に合わせて、ボディにある「Q」(クイックメニュー)ボタンを押して、「手持ち夜景モード」にすればOK。
写真はJPEGで記録されます。

「EOS Kiss X6i」や「EOS M」でも使えますが、35mmフルサイズセンサーを搭載した一眼として「手持ち夜景モード」が使えるのは「EOS 6D」が初です。

「EOS 6D」で「手持ち夜景モード」にして撮影した作例

2012年11月17日22時過ぎの六本木ヒルズ、森ビル前にはクリスマス・イルミネーションが広がっていました。

僕は東京タワーが見えるテレビ朝日側へ行き、そこから下のように「EOS 6D」を両手で頭の上に持ち、「手持ち撮影モード」撮影。

20121117221239

 (↑はiPhone 5で撮影)

撮れた写真がこちらになります!

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 (1/8秒、f5、ISO25600、24mm)

使用したレンズは「Canon EFレンズ EF24-105mm F4L IS USM」。

感想としては、すごく明るい!

残念ながら東京タワーのイルミネーションは消灯していましたが、22時とは思えないほど空が明るく、ビルの一つ一つまで壁の色がわかります。

夜景を手持ちで撮影するとしたら、一般的にシャッタースピードを遅くする必要がありますし、ブレずに撮るのはまず不可能です。
ブログで使う横500px程度の小さなサイズの写真でも、手ブレはごまかせないでしょう。

「EOS 6D」の「手持ち夜景モード」では、そりゃ、拡大すればボヤけた感じを確認できますが、夜景を手軽に楽しめるという点では非常にレベルの高い写真に仕上がっていて、とても満足!特にノイズもひどくないですし。

実は、レンズも素晴らしい!

EFレンズとしては最強との呼び声も高い「Canon EFレンズ EF24-105mm F4L IS USM」をキヤノンさんからお借りしていまして、もう「EOS 6D」との相性はバツグンです!

続いてはこちら。

IMG_0074
 (1/40秒、f5.6、ISO5000、24mm)

「手持ち夜景モード」では4枚連続した写真を合成すると言いましたが、このように被写体が動いている写真の場合は被写体ブレ(残像)が発生しないのがすごい!

そのほか、「オート」で普通に夜景を撮った作例

三脚を使わず、手持ち、もしくは床に置いて撮影した写真が以下の作品です。

IMG_0072

 (1/30秒、f5.6、ISO1250、24mm)

IMG_0073

 (1/40秒、f5.6、ISO2500、24mm)

IMG_0082
 (0.5秒、f5.6、ISO1600、24mm)

上の3枚の写真のうち、1枚目のオリジナル(2432 x 3648px)をトリミングしたのが次の画像。
被写体は網状の球体で、右側が入り口になっていて中に入れるようになっているモニュメントです。

2012-11-18_1919

 → オリジナル(2432 x 3648px)はこちら

元をミドルサイズ(2432 x 3648px)で撮ってしまったのですが、ここまで拡大しても1本1本の細いチューブがはっきり写っています。

一歩進んだ夜景を楽しめるカメラ

三脚を使って完全にカメラボディを固定した環境で撮影すれば、シャッタースピードを1秒程度にしてキレイな夜景を撮ることが可能でしょう。

しかし、「手持ち夜景モード」によって、“三脚を使わず気軽に夜景を撮影できる”というメリットはすごく大きいと思います。
この“気軽に”というのがポイントで、邪魔で重くて荷物になる三脚を持たずに済む!!

そして、35mmフルサイズCMOSセンサーを備えた「EOS 6D」だからこそ、他の機種にはない高画質な夜景作品を作り出せるのです!!

気軽に高画質な夜景を撮ることができる「EOS 6D」。
この冬、クリスマス・イルミネーションやお正月の初日の出など、暗いシーンで活躍できる名機となりそうな予感がします。

EOS 6D(WG)ボディ、EOS 6D(WG)ボディ+ EF24–105L IS USM レンズキットはそれぞれ2012年11月30日発売予定。
EOS 6D(WG)ボディ + EF24-70L IS レンズキットは12月中旬発売予定です。

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