2014年8月9日・10日に保育士になるための「平成26年度 保育士試験(筆記試験)」が実施されます。
9科目ある「筆記試験」で全科目の合格者のみが次の「実技試験」を受験することができ、実技試験は音楽・絵画制作・言語の中から2つを選択して受けることになります。
保育士の資格を手に入れると、保育所などの児童福祉施設のほか、企業内保育所や託児所、保育ママといった仕事に就くことが可能です。
保育士の資格保有者のうち7割が就職していない神奈川県
どうして僕がこんなテーマを取り上げたのかというと、神奈川県横浜市の状況を伝えるこちらのニュースを読んだからです。
市内の民間保育所で働く保育士数と施設は11年の364カ所5535人から13年には492カ所6871人に増加した。だが、1施設当たりの保育士数は15・9人から13・9人に減少。「求人に応募がない」「スタッフ数が足りていない」という現場の声も少なくない。
とのこと。
つまり、保育施設など働く場は増えているのに、実際にそこで働く保育士の数が足りてないというのが現状なんですね。
そして、神奈川県の場合でビックリしたのが、保育士の資格を持っているけど、職に就いていない「潜在保育士」が7割もいるという事実。
ーー保育士の資格保有者が保育施設に就職しない理由は何なのか。
それは低賃金や長時間労働などがネックになっているようです。
しかし、決してすべての保育施設が悪環境ってわけじゃないと思うんですよね。
保育士のための保育所情報サイト「保育士.net」
そこで調べてみたら、「保育士.net」という保育士の就職のための保育所情報サイトがありました。
保育士.netでは既存の保育園の情報だけにとどまらず、これから新規に開園する認可保育園の保育士募集や、施設長候補の募集なんかの情報も掲載されています。
家賃補助があったり、ちゃんと賞与(ボーナス)や昇給、産休・育休制度があったり、福祉厚生がしっかりしている保育施設をたくさん見つけることができました。勤務時間帯も1日8時間が基本だし、残業手当も。
僕の住んでいるところにもすぐ近くに保育園があって、園内でたくさんの子供が元気に遊んでいる姿を見ると、可愛くてつい表情がほころんでしまうんですよね。そのような子供たちを支えているのが保育士さんです。きっと、子供たちの両親も感謝していることでしょう。
しかしながら、保育士さんも人です。しっかりとした生活が送れないと困ってしまいます。少しでも良い保育施設で働けるよう、保育所情報はぜひチェックし、続けられる場所を見つけてみてはいかがでしょうか。
保育士さんの助けを待っている子供たちとそのご両親はたくさんいます。あなたがもし見事に保育士の資格を手に入れたら、必要としている人のためにその力を使ってください!
→ 保育士.net