2014年8月27日、国内では約70年ぶりに「デング熱」の感染が確認されました(NHKニュース)。デング熱は主に熱帯や亜熱帯エリアで流行しているウイルス感染症で、デングウイルスに感染した蚊を介して人に感染します。人から人へは直接感染することはありません。
今回、東京都感染症情報センターの情報を基に、デング熱の症状、治療法、予防方法についてを調べてみましたので、読者の皆さんにも知ってもらいたいと思います。
→ 参考:デング熱(Dengue fever) – 東京都感染症情報センター
デング熱の症状と治療法
デング熱は蚊に刺されてから3日~14日の潜伏期間があり、その後、高熱や頭痛・眼窩痛・関節痛・筋肉痛・発疹などといった症状が出ます。1週間ほどで熱が下がり、症状は回復するそうです。
驚いたことに、デング熱の治療法はないとのこと。症状に応じた対処をするしかないんだとか。
デング熱はこのようにあまり怖くないようですが、怖いのは同じデングウイルスから発症する「デング出血熱」と呼ばれる病気の方です。
循環障害や出血を生じ、消化管の出血や呼吸困難などでショック状態に陥る可能性があるとか。最悪の場合、死亡する可能性も。
デング熱を予防するには
なんと、デング熱には感染を予防するためのワクチンはなく、とにかく感染しないように気をつけることしかできません。
最も重要なのは蚊に刺されないようにすること。
具体的には、虫よけキンチョールのような虫除けスプレーを使用して蚊を寄せ付けないようにしたり、蚊取り線香やアースノーマットのような製品を使ったりですね。
あとは日頃から蚊の繁殖を防ぐ工夫をしておくのも1つの手です。
雨水タンクにフタをするとか、水のたまっているものから水を抜くとか。部屋の窓は開けっ放しにせず網戸を使用することを心がけるなどでしょう。
@asuka_xpの感想
海外では西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大が猛威をふるっているタイミングで、日本国内ではデング熱が70年ぶりに見つかったわけですが、冷静な判断と未然の予防を心がけることが大切だと思います。
なお、株式市場では殺虫剤や虫除けスプレーを手掛ける銘柄の株価が年初来高値するなど、早くも虫除けスプレー等の好調な売れ行きを予想する投資家が大勢となっています(^_^;)
僕としてはよく蚊に刺されるタイプなので、虫除けスプレーくらいはやっておいた方がいいのかなと。
特に外で遊ぶことが多いお子さんをお持ちの家庭では、そういった虫除け対策は用意しておいた方がいいでしょう。
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