2015年4月8日、 サムスン電子ジャパンが「Galaxy World Tour 2015 TOKYO」を開催し、最新スマートフォンの「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」を日本で4月23日に発売すると発表しました。NTTドコモは両機種、auではGalaxy S6 edgeのみを販売します。
- Galaxy S6 edge SC-04G – ドコモ(予約受付中)
- Galaxy S6 SC-05G – ドコモ(予約受付中)
- Galaxy S6 edge SCV31 – au(4月9日予約開始)
新機種っていうのは気持ちが高まりますね~。僕はGalaxyアンバサダープログラムの関係者枠で、ありがたくこのイベントに参加させていただくことができましたので内容をレポートしたいと思います。
個人的にピ~ンと来たポイントは以下のとおりです。
- スマホ史上最高に美しい鏡面ボディ
- 下り最大225Mbpsに対応した初の端末
- ワイヤレス充電対応
- カメラは高速起動・光学式手ぶれ補正搭載
- 最大5人との連絡がしやすい「ピープルエッジ」
では細かく解説していきましょう。
スマホ史上最高に美しい鏡のようなボディ
バルセロナで「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」が発表された際には、iPhoneのデザインに似ているとの声が多く聞かれましたが、実際に目の当たりにしてみるとiPhoneとはまったく違うデザインです。ハッキリ言って、他のスマホと比べてバツグンに美しい。裏面はすべて鏡じゃね?ってほど光り輝いています。
デザイングループの永田氏によると、最もこだわったのは素材だそうです。サイドにメタル、前面と背面にガラスを採用していて、この2つを高度な匠の技術で融合させたと言います。
また、飛行機などで採用されているアルミニウム6013をスマホとして初採用。これにより、薄く美しいデザインと同時に耐久性を持たせることに成功しています。
ガラスと光学フィルムの二重構造による輝きは凄まじいです。ボディがあまりにも光を反射させるので、マスコミのカメラマンは皆、撮影に苦労していました(笑)
見た目がキレイなのも特徴なのですが、Galaxy S6 edgeは左右の辺が曲面になっていて(デュアルエッジスクリーン)、これがまた手にフィットして持ちやすい。親指と他の4本の指でボディを握るのがとても楽に感じます。
iPhoneと似てるのは下部だけかな。
下り最大225Mbpsに対応した初の端末
ドコモではLTE-AdvancedのCA(キャリアアグリゲーション)で下り速度が最大225Mbpsに高速化した「PREMIUM 4G」を実現。すでに全国の一部のエリアで実施しています。「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」はPREMIUM 4Gに対応した初めてのスマホとなります。
MVNOではIIJmioが早くも最大225Mbpsをうたっており、格安SIMでもその恩恵を受けられることがわかっています。
また、auは下り最大225MbpsのLTEに加え、220MbpsのWiMAX 2+に対応した「Galaxy S6 edge SCV31」を発売。実際に最大225Mbpsのサービスを開始するのは2015年夏の予定です。
ワイヤレス充電対応
もともとGalaxyシリーズのグローバルモデルはワイヤレス充電に対応していましたが、なぜか日本仕様で販売される際にはワイヤレス充電機能が省かれていました。
Galaxy S6シリーズでは国内モデルでもしっかり対応。ワイヤレス充電スタンドに置くだけで充電が可能です。ちなみに「Qi(チー)」やPMAの両規格で使えます。ワイヤレス充電の際にフル充電までにかかる時間は約180分。
また、10分の充電で4時間の駆動が可能な急速充電もでき、ちょっとした用事の合間に充電できるというのは嬉しいですね。
カメラは高速起動・光学式手ぶれ補正搭載
営業グループ部長の阿部氏のお話ではカメラのポイントは2つあるとのこと。1つは暗くても明るく撮れること、もう1つはいつでもすぐに撮れることだそうです。
メインカメラとインカメラのF値はともに1.9という明るいレンズを搭載。メインカメラは光学式手ぶれ補正やリアルタイムHDRに対応し、ブレに強くて明るくキレイな写真が撮れます。
便利だと感じたのは、カメラアイコンをタップしなくてもホームボタンをダブルタップするとカメラが起動する点です。タッチアンドトライの時間に試してみたら、確かに起動が速い。数値での起動時間は約0.7秒だそうで、ストレスなく撮影に入れるのは気持ちいいなぁ。
最大5人との連絡がしやすい「ピープルエッジ」
Galaxy S6 edgeに搭載しているデュアルエッジスクリーンのカーブ部分からスワイプして起動できる「ピープルエッジ」も特徴の1つ。
よく電話をする、よくメールをする、といった最大5人を登録しておくことで、素早く連絡が取れる機能が「ピープルエッジ」です。Galaxy S6 edgeを伏せている状態でも、連絡が来た際には端から漏れる光の色の違いで誰からの連絡なのかがわかります。
「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」の違い
「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」のスペックを見ていくと、共通点としてプロセッサーは世界初の64bit・14nmのオクタコア(8コア)。Exynos7420 OctaCore 2.1GHz(Quad) + 1.5GHz(Quad)です。RAMにはDDR4 3GBを搭載するといったモンスターマシンです。旧機種のGalaxy S5と比べて50%高速化、30%もの省エネを実現。ディスプレイサイズは5.1インチで有機ELディスプレイ(解像度は1440×2560ドット・577dpi)となっています。防水・防塵には非対応。SIMカードはnanoサイズになりました。
さて、上記のようにスペックはまったく同じの両機種ですが、機能的なところを見ると違いはあります。
内蔵ストレージはドコモとauによって用意しているモデルが異なります。ドコモの「Galaxy S6」は32GBのみで、「Galaxy S6 edge」は64GBのみを販売。一方、auは32GBと64GBの2タイプの「Galaxy S6 edge」を販売します。microSDカードに非対応となったので、内蔵ストレージの容量は重要なポイントとなりそうです。
バッテリー容量が若干の差があり、「Galaxy S6」は2550mAh、「Galaxy S6 edge」は2600mAh。
テレビ機能では「Galaxy S6」はワンセグのみに対応し、フルセグの視聴は不可。一方の「Galaxy S6 edge」はフルセグも視聴できます。
そのほか、サイズと重量は若干の差があります。「Galaxy S6」は見た目以上にものすごく軽い印象でした。
@asuka_xpの感想
発表会中にiPhone 6で撮影した写真と「Galaxy S6」で撮った写真の比較がされていましたが、正直あれじゃわかりませんでしたね。でも、旧機種のGalaxy S5は本当にカメラ性能が良くてキレイな写真が撮れるスマホだったので、「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」のカメラは期待しています。
Oculusの「Gear VR」というヘッドマウントディスプレイ的な周辺機器も発売されます。「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」と組み合わせると臨場感のあるゲームが楽しめるディスプレイなんですが、個人的には興味がないのでスルーしました。たぶん、これを使ってゲームすることはないな~と。
「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」は高級感のあるデザインと触り心地の良さによって、持ってるだけで気持ちが高まるスマホ。そして、操作の滑らかさやカメラ周りもかなり気に入りました。てっきり夏ごろ販売すると思っていたのに、もう4月23日には発売してしまう!いや~、困りました~(^_^;)
僕もこうやってドヤりたい!
- Galaxy S6 edge SC-04G – ドコモ(予約受付中)
- Galaxy S6 SC-05G – ドコモ(予約受付中)
- Galaxy S6 edge SCV31 – au(4月9日予約開始)