ワイモバイル

速度制限中でもYouTube動画が見られる!最近のワイモバイルを調べてみた

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いつでもどこでもインターネットにつながる便利なモバイルWi-Fiルーター。外でノートパソコンやタブレットを使う際には非常に便利な通信機器ですよね。

現在のY!mobile(ワイモバイル)がEMOBILE(イー・モバイル)という名前だった時代に、僕が2012年3月~2014年3月末まで使っていたのはEMOBILE LTE対応の「Pocket WiFi GL01P」というモバイルWi-Fiルーターで、月額料金は3,880円でした。今の標準的な料金とそう変わらないかな。

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その後、イー・モバイルでは2014年5月1日より月間データ通信量が10GBを超えると速度を制限するという通信制限制度が始まりました。ソフトバンク系でウィルコムのAXGP規格の通信網も利用できるEMOBILE 4Gが提供され、こちらは月間通信量が7GBで通信制限。下り最大110Mbpsの高速通信が可能になりました。この速度でも十分速いと思ったのですが、どんどん進化していきます。

関連:通信制限が始まったイー・モバイルのLTE、3G・4G・4G-Sとの違いをシンプルにまとめてみた

そして、2014年11月には下り最大165Mbpsの高速通信に対応した「キャリアアグリゲーション(CA)」がスタート。一応、“月間データ通信量の制限はない”としながらも、“3日間の利用通信量”が約1GBを超えると当日6時から翌日6時まで通信制限がかかるというルールが設けられました。使い放題をうたっていた時期がありましたが、いくら月間で使い放題でも3日間で1GBの上限があるのですから、実質的に月間通信量10GBまでしか使えないのと同じだと不満がありました。

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といった具合に、僕がワイモバイル(イー・モバイル)について使っていた立場から情報を追い、ブログにそれらを掲載していたのはこのあたりまで。

では、その後のワイモバイルのサービスは一体どうなったのでしょうか。2016年1月3日に家電量販店のヨドバシカメラに行き、知らなかった事実を知ることができたのでご紹介したいと思います。

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下り最大187.5Mbpsの超高速通信がスタート

ドコモ、au、ソフトバンクではどんどん通信速度が高速化していますが、ワイモバイルもいつの間にか下り速度が最大187.5Mbpsも出るようになっていました!前述のキャリアアグリゲーション(CA)の技術が進歩し、ここまで速くなったのです。

まぁ、実際にはここまでの速さは出ないんでしょうけど、それでも速くなるのは嬉しいことなので大歓迎です。

速度制限の条件がゆるくなった&低速時もそれほど遅くない

スマホで速度制限に引っかかると、もうTwitterやFacebookを開くだけでも時間がかかって、YouTubeの動画なんてまったく再生できないほど通信速度が低速化されてしまいますよね。

しかし、ワイモバイルでは速度制限をゆるくする「制御緩和」を実施。3日間のデータ通信量の合計が1GBを超えると速度制限が行われていましたが、現在では3日間の合計で3GBまでゆるくなりました。つまり、月間では実質30GBまで高速データ通信が可能ということに。

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さらには、たとえ3日間の合計が3GBを超えて通信速度が遅くなったとしても、この低速時でもYouTubeのHD画質が問題なく見られるレベルの速度は確保できるとのこと。HD動画が見られる速さが出るのなら、もはやほぼ無制限といっても良いのではないでしょうかね!

通信量に制限のない使い放題なアドバンスモードが登場

3日間の合計が3GBを超えても、ヒィヒィ悲鳴を言うほどの遅さではないことが上記でわかったのですが、なんと、今では月額4,300円程度の基本料金に追加料金を払うことなく、データ通信量を月間に無制限で使える「アドバンスモード」が選べるようになっていました。3日間で3GBという制限は変わらないものの、月間でのデータ通信量を気にしないでいいのはありがたい限り。

アドバンスモードは利用できる電波が旧イー・モバイルのLTEではなくソフトバンク系のAXGP(下り最大165Mbps)しか選べなくなり利用可能エリアが減るものの、月間データ通信量の上限なく利用できるのが特徴です(WiMAXのノーリミットモードに近い)。

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アドバンスモード(AXGP)の対応エリアは日本全国の主要地域に広がっていて、埼玉県だと僕の田舎である鴻巣市も対応)

Pocket WiFi本体のメニューボタンからアドバンスモードを選択することで、好きなときにアドバンスモードに切り替えができるため、AXGPのエリア内では積極的にアドバンスモードにすることで速度制限に引っかからずにデータ通信を快適に利用できます。

アドバンスモードは以下の2機種で対応するプランとオプションに加入することで使えるようになります。

対応機種 対応料金プラン オプション加入の有無 月額合計
Pocket WiFi 305ZT
(ソフトウェア更新後)
Pocket WiFiプランL
月額4,380円
なし 月額4,380円
Pocket WiFi 502HW Pocket WiFiプラン2
月額3,696円
アドバンスオプション
月額648円
月額4,344円

上記のプランへの加入(502HWはオプション加入)が必須ですが、料金の合計は4,380円もしくは4,344円

いずれも3年縛りとなっており、4年目からは料金はプラス500円となるので注意が必要。3年後はどういった通信サービスが登場しているかわからないですし、とりあえず3年経過して解約することを頭に入れた上で契約するのが良いかも。

関連:アドバンスモードについて

速度制限の緩和、使い放題モードは評価したい!

最近はめっきりワイモバイルの情報を得ていなかった僕としてはなかなか「おっ!いいじゃん!」と思える内容でした。もちろん、格安SIM+モバイルルーターの使用した場合と比べると料金的には高いと言えますが、メインとして使っているIIJmio(ドコモのMVNO)の低速化が気になりまくっている僕としては多少のコストがかかってもどうせ月額数百円程度の違いでしかありませんし、そこは3日間で3GB(つまり30日間で最大30GB)まで速度制限がなく、低速化しづらくなって良くなったワイモバイルは評価したいな~と。

たとえ、低速後もYouTubeのHD画質が見られるレベルの速度であればワイモバイルはかなり選択肢としてはありかなと思いました。ワイモバイル(アドバンスモード使用時)なら1人暮らしの家庭用Wi-Fiとしても使えるレベルといえそうです。

おさらいしておきますと、使い放題のアドバンスモードが利用できる機種はPocket WiFi 305ZT(ソフトウェア更新後)と最新モデルのPocket WiFi 502HWです。

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2つのキャンペーン情報

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関連:Pocket WiFi 305ZT キャンペーン

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