現在大ヒット上映中の『家族はつらいよ』を観たんですが、単刀直入にいうと本当に面白くて、もう笑いまくり!!どんだけ笑ったのかというと、これを数値化してわかる装置をつけて調べてみたんですが、1日平均を軽く超過するレベル!その結果を後ほどお教えしますね。
そうそう、みなさんは1日のうち自分がどのくらいの時間笑っているか知ってます?合計して3分かな、10分かな?実は先日、ラフグラム・リサーチが独自に開発したという「アッハ・メーター」という装置をつけて映画を観てみたんですね。アッハ・メーターは笑い声測定システムで、首元に付けたマイクで周囲の雑音を拾わずに自分の笑い声だけを識別して記録してくれるシステムです。
これを付けて『家族はつらいよ』を観て、一体どれだけ笑ったか。僕はそれを検証してみたわけです。まぁ、その数値の発表は後にしておいて、まずは作品の良さを熱く語らせてください!もうね、この作品がめっちゃ面白いんですよ。あの『男はつらいよ』シリーズが完結してからあっという間に約20年が経過しちゃいましたけど、山田洋次監督が新たに撮った喜劇がこの『家族はつらいよ』です。
平田家の主・周造を演じるのは主演の橋爪功。妻・富子には吉行和子。また、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、林家正蔵、小林稔侍のほか、特別出演に笑福亭鶴瓶といった豪華キャストが登場します。そう、気づいた人もいるかと思いますが、『東京家族』に出演した多くメンバーが再集結し、この『家族はつらいよ』を作っているんですよ!
内容としては「離婚」というダークなテーマではありながら、ぜんぜん悲しくない物語になっていて、若い人からお年寄りまで心の底から笑えるストーリーに僕も安心して見ることができました!いや、安心っていうか爆笑のストーリー!!そういえば、アッハ・メーターを首につけながら見てたわけですが、上映中はアッハ・メーターのことなど忘れて作品に没頭しちゃいました(^_^;)
平日昼間の上映を観たので劇場にいた観客の年齢層はやや高め。でも、若い人が観ても気持ち良く笑える作品になっているな~と感じました。上に紹介したキャストが豪華っていうのはわかると思いますけど、やっぱり役の個性がみんな強くて良い!たとえば、あのキャラはあんな性格だからつい口を出してしまうとか、おとなしそうだけど起こったときは意外と怖い、みたいな人間味がものすごく作品の中に表れているのが魅力的なんです。僕は西村雅彦の演じていた頼りない平田幸之助が好きで、影で2人の息子から煙たがられているのが面白かったです(笑)
さて、上映後にアッハ・メーターの結果を見てもらいました。当システムを開発したラフグラム・リサーチの池田さんから聞いた話によると、一般の成人が1日に笑うのはたったの30秒なんだそうです。少なっ!!
これを笑いの単位「aH(アッハ)」にすると150アッハ。
アッハの数値は「アッハッハッハッハ」っていうアとハの数で決まり、わかりやすく秒数で例えると1秒でだいたい5アッハになるらしいので、30秒だと150アッハという計算になります。なるほど、人は1日150アッハ笑っているんですね~。
じゃあ、108分の上映時間中に笑いまくった『家族はつらいよ』では僕のアッハは一体どのくらいになったのでしょうか!?
なんと、500アッハ以上ありました!!これを108分の折れ線グラフに直すとこうなります。
今回はやりませんでしたが、笑った時点と映画のシーンを照らしあわせてれば、どのシーンが面白かったかが分析でき、マーケティングに使えそうですよ!
そうそう、僕も含めて4人で検証したので折れ線グラフには他の人のデータも入っていますが、僕は水色の線です。よく見ると緑色の線の人とほぼ同じシーンで笑っていますよね。これ、どのシーンでどんだけ笑うかを測れるだけじゃなく、笑いのツボが同じ人を探すのにも役に立ちますよ!笑いの相性が分かりますし、婚活とかで使えるんじゃないですかね?(笑)
また、笑いって糖尿病の血糖値上昇を抑えたり、脳の血流が良くなり認知症対策になったり、健康面でのメリットも多いそうなので、笑うことって良いことばかりなんだな~と思いました!
ということで、マーケティングに役立つだけでなく笑いの相性がいい人を探す手助けにもなる「アッハ・メーター」を着けながら大爆笑の映画『家族はつらいよ』を観てみたよ~というレポートでした!!
シネマズに書いたこちらの記事もぜひ見てくださいね~!
関連:映画でどれだけ笑う?笑いを測りながら『家族はつらいよ』を観てみた! – シネマズ by 松竹
【『家族はつらいよ』予告編動画】
関連:『家族はつらいよ』
関連:ラフグラム・リサーチ