2011年7月23日、今日はラジオNIKKEI主催のイベント『みんなで大家さんPRESENTS ラジオNIKKEI夏のセミナー』に行ってきました。
この中で株式アドバイザーである北浜流一郎氏が登壇。
まずは、ご自身が証券界一の美人と認める若林史江さんの話。と思いきや、次はなでしこジャパンの話。いや、痴漢や盗撮をしたらすべてが終わる、と何かと女性の話をし始める北浜先生(笑)
しかし、しっかりとギリシャの債務問題についても考えを述べていました。
要点だけ言うと、あんな小さな国の財政が世界に与える影響は微々たるものなのに、これほどまでに世界の金融界が動いてしまっているのは、きっとどこかが操作しているに違いないと。
要は、世界的にはそんなに気にしなくてもいいレベルのことなのに、ヘッジファンドのような大きな存在が市場に売りを仕掛けて、ユーロ圏の不安を煽っているのではないか、そんな意味にとれるお話でした。
6月9日、148円まで下落した東京電力の株価は7月21日には590円にまで急回復。
福島第一原発の事故後、売りが売りを呼び、一気に急落した東電ですが、それがここまで値を戻しました。
そのことについて北浜先生は、買いのチャンスはどんな銘柄にも眠っているものだ、と。笑い話を交えながら述べていましたよ。
そして、北浜先生が言う狙い目の銘柄はこちら。
- NTN(6472)
- オークマ(6103)
- 牧野フライス製作所(6135)
- 安川電機(6506)
- ナブテスコ(6268)
- 関東自動車工業(7223)
- ファナック(6954)
- 三越伊勢丹ホールディングス(3099)
- ヤクルト本社(2267)
- ディー・エヌ・エー(2432)
- IIJ(3774)
新興国、特に中国では設備投資が活発で、製造装置や自動車部品などに注目と。夏物衣料の好調をはじめとする小売業の回復に加え、他国では真似のできないオンリーワンの営業スタイルを確立しているヤクルトも絶賛していました。
また、電車内などで圧倒的な利用率を誇るモバゲーも評価。そして、毎月必ず利用料収入があるインターネットプロバイダーであるIIJも推奨銘柄に挙げていました。
何気に、北浜先生の話を聴いたのはこれが初めてだったのですが、面白い話題を含めながらだったのであっという間に時間がきてしまいましたよ。
投資って勝つか負けるか自己責任の世界です。どのタイミングで株を買い、いつ売るか、それを見極めるのは最終的には自分自身。今回のようなセミナーで得た情報は1つの判断材料にしか過ぎず、他のさまざまなデータや状況を見つつ、今後の投資に役立てていくのが大事でしょうね。
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