スマホやタブレットの通信料金を安く使える格安SIMといえば、ドコモやau系の回線を利用したものが多いのですが、2018年1月現在ではソフトバンクの格安SIMも複数登場し、すっかり選択の幅が広がりました!
ソフトバンク系の格安SIMはユーモバイルの「U-mobile S」、日本通信の「b-mobile S」などがあります。
僕はドコモ系、au系の格安SIMは持っていましたが、ソフトバンク系の格安SIMも試してみたいなと思い、ちょっと前から「U-mobile S」のSIMカードを契約してスマホで使用中です。橋本環奈ちゃんがCMキャラクターになってるのでご存知の方も多いかもしれません。
いくら格安SIMといっても通信エリアは元のソフトバンクとまったく同じなので、(僻地でなければ)日本中どこへ行っても使えるのは同じ。
しかし、どうしても心配なのは通信速度の低下でしょう。
ドコモ系の「LINEモバイル」は最初は良かったんですが、このところ速度の低下が著しくてガッカリ。au系の「mineo(マイネオ)」もサービス全体の評判こそ良いものの、速度の面ではぜんぜん遅くてひどいです。
そんななか、使い始めた「U-mobile S」の速度はどうか。
僕が契約しているのは「U-mobile S」のデータ通信専用プランで、音声通話機能はありません。そのかわり、スマホやタブレットに挿入すれば、ソフトバンク回線でのデータ通信が可能です。
「U-mobile S」のSIMカードはソフトバンク製
さまざまなWebサイトの閲覧はもちろん、LINEやTwitterなどのSNS、YouTubeや動画サイトの視聴もぜんぜん問題ありません。
一応、「U-mobile S」のiPhone用SIMを契約したのですが、Androidスマホでもしっかり使えます。iPhoneではテザリングに制約があるものの、SIMフリーのAndroidスマホであればテザリングも可能。
混雑時間帯(19時台)の速度は下り26.7Mbps・上り9.2Mbpsと、混雑時間帯のわりには十分に速い!!ランチ時間帯でも調べてみましたが、「U-mobile S」の速度は高速なのがわかりました。
U-mobile S | 下り | 上り |
---|---|---|
11時台 | 18.8Mbps | 21.2Mbps |
12時台 | 25.4Mbps | 27.5Mbps |
19時台 | 26.7Mbps | 9.2Mbps |
一方、ドコモ系のLINEモバイルが下り3.1Mbps・上り5.6Mbpsでしたから、その差は歴然です。
ソフトバンクの回線は契約者数が少ないという要因もあり、混雑時間帯でも速度の低下が少なくて済んでいるんでしょう。「U-mobile S」も同じで、まだまだ契約者が多くはありませんからスムーズに通信できるというわけ。
当然ですが今後、契約者数が増えたら遅くなるだろうと推測できます。しかし、もし契約者数が増えて速度が遅くなったら、解約してしまえばいいんです!
「U-mobile S」は縛り期間がありません。解約したいときに違約金なしに解約できます。
よって、やめたいときにやめられる!速度が低下したらサクッと解約しちゃえばいい。その気持ちで僕も使い始めました。格安SIMの良さはそういった運用上の切り替えがしやすいことにあります。使いやすいときにその良さをたっぷり享受するのが賢い使い方です。