レビュー

[レビュー]ボーズのスマホ向けノイズキャンセリングイヤホンQuietComfort 20を使ってみた感想[PR]

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日本メーカーから海外メーカーまで、この世の中には本当にたくさんのイヤホンがありますよね。僕はこれまでほとんどソニーのイヤホンしか使ったことがなかったのですが、今回、リンクシェア・ジャパンのBOSE担当者さんからご依頼がありまして、販売価格35,000円もするノイズキャンセリング機能付きのイヤホン「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」をレビューすることになりました。

これが発表された当時、iPhone用の「Bose QuietComfort 20i」をBOSEの体験会にて試用したことがありました。今回お借りしたのは一般スマホ用のBose QuietComfort 20。こちらをじっくり使ってみた率直な感想をお届けしたいと思います。

Bose QuietComfort 20はApple製品対応モデルとDesign for Samsungとなっているスマートフォン対応モデルの2機種があります。今回試用したのはDesign for Samsungの方で、試したところSamsungではない他のAndroidスマホでも問題なく使用できました。

なお、レビュー掲載費用をいただく形のご依頼だったのでPR表記をしていますが、本文中の感想はすべて僕の思ったことをそのまま書いています。

周囲のノイズを消せるのはいいけど、邪魔なものが多い

Bose QuietComfort 20はその1番の特徴でもあるノイズキャンセリング機能が素晴らしく、ONにすると周囲の雑音がほとんど聞こえなくなるので、じっくり音楽を聴きたいときとか、音楽を聴きながら作業に集中したいときなんかにベスト。

残念なのがケーブルが長いのと、バッテリーやらが入っていると思われるコントロールモジュールが幅を取っていてけっこう邪魔(^_^;) これ、いらん。。。スマートフォンがスマートじゃなくなりますね。

周囲のノイズを消して音楽を聴けるのはいいけど、逆に長いケーブルとコントロールモジュールが邪魔で鬱陶しく、音楽に集中できないのが僕のなかではマイナス点に感じました。

 

普段使ってるイヤホンと音楽を聴き比べてみる

先にお断りしておくと、僕はオーディオマニアでもなければ常に生活のなかに音楽があるような人間でもありません。普段はちょっとアニソンとジャズを聴くくらいで、たまにJ-POPを流す程度。

僕はソニーのカナル型イヤホンのなかでも上級モデルに位置する「MDR-EX510SL/B」を所有しています。直径13.5mm新開発ドライバーユニットを搭載していて、非常にクリアな音が楽しめるので個人的にはものすごく気に入っており、長年使い続けているイヤホンです。

ちなみにBose QuietComfort 20は2013年に発売さたもので現行機種ですが、一方のEX510SLは2010年のモデルですでに生産が終了しています。この2機種で聴き比べしてみました。


(Bose QuietComfort 20とHuawei P8 lite)

音楽の再生に仕様した端末はスマホの2機種。

  • Huawei P8 lite
  • Xperia Z3 Compact

聴き比べに使用した曲はこちらの3曲。

  • Jive Cool(Music Beyond Library)
  • Journey(Tranzpotter)
  • 僕たちはひとつの光(μ’s)

上からジャズ&ブルース、テクノ、アニソン。ちなみに、上記の2つは最初から端末の中に収録されている曲です。「Jive Cool」はHuawei P8 liteで、「Journey」と「僕たちはひとつの光」はXperia Z3 Compactで再生。それぞれにBose QuietComfort 20とMDR-EX510SLを挿入し、聴いてみました。


(SONY MDR-EX510SLとHuawei P8 lite)

 

曲によってものすごく差がある!

個人的には「Jive Cool」と「Journey」はBose QuietComfort 20で聴いた方が好みで、「僕たちはひとつの光」はMDR-EX510SLの方が良いという結果となりました。

まず、アニソンの「僕たちはひとつの光」はどうしてSONYのMDR-EX510SLの方が良かったかというと、歌い手である女性たちの声がはっきりと聞こえ、音は非常に透き通っていて、ノリノリで(古い!)楽しむことができたんですね。

一方、「僕たちはひとつの光」をBose QuietComfort 20で聴くと一気に曇ったような曲になり、とても高級イヤホンとは思えない音になるのが気になりました。アニソンにBoseは合わないんでしょうかね(※個人の感想です)。少なくともラブライブ!の「僕たちはひとつの光」はBose QuietComfort 20では聴きたくないと思いました。

知人に相談したところ、BOSEで聴くならクラシックの方が良いと言われました。イヤホンにそう詳しくない僕は、音楽のジャンルとイヤホンの相性ってあるんだなぁ~と気づいたんですね。ふむふむ、なるほど。

じゃあ、アニソンではない曲だとどうなのか。Huawei P8 liteで「Jive Cool」、Xperia Z3 Compactで「Journey」を聴いてみたところ、Bose QuietComfort 20の良さを実感。重低音が良いのと広がりのある豊かな音質を楽しむことができました。

 

その他気に入ったポイント

これ、いいですね!耳に装着する「StayHear+(ステイヒア・プラス)チップ」っていうのが耳にフィットして、イヤホンそのものがズレずに取れにくいのは評価したいです。しっかり耳に固定できる!

Design for SamsungはXperia Z3 CompactでもHuawei P8 liteでも問題なく音楽を楽しむことができ、リモコンで音量調整や再生等の操作もできました(Xperia Z3 Compactでは再生・停止できず)。

バッテリーはスマホと同じようにmicroUSBで充電でき、約2時間でフル充電。約16時間の連続使用が可能です。聴く頻度にもよりますけど、充電は毎日しなくても2~3日は大丈夫なのは良いですね。

@asuka_xpの感想まとめ

BOSEさんからモニターさせていただき、せっかくなので実は上記以外の曲もけっこう聴いてみたんです。アニソンはちょっと物足りない音になってしまいましたが、多くの曲はクリアで心地いい音を楽しめましたし、この相性がわかっただけでも自分にとってものすごくプラスになりました。

Bose QuietComfort 20の大きな特徴であるノイズキャンセリング機能は素晴らしく、カフェで周囲の客の話し声をほとんどシャットダウンしてくれるのでブログを集中して書きたいときにはピッタリ。コントロールモジュールさえなければ歩きながらでも使えてスマートに使えるのに(笑)ゆっくりできるときには、あえて音楽を再生せずにノイズキャンセリング機能だけをONにして、読書したりアイディアを練ることに集中できる、といった使い方もいいかもしれないなぁ~と感じました。

Bose QuietComfort 20

なお、故障したり修理の情報については友人のたかしんぐがレポートしているので、こちらを参考にどうぞ!

関連:Bose「QuietComfort 20」のボタンが故障!修理期間と料金 – MIRAI STEREO
関連:Bose QuietComfort 20iが故障!修理してから戻ってくるまでの流れ

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