東芝の冷蔵庫「VEGETA GR-K41GXV(ZW 右開きタイプ)」を買いました。2016年9月に発売となった2017年モデルです。
奥さんとそろそろ冷蔵庫を買い替えたいねと話していて、他の機種と比較した結果この機種を狙っていたんですが、運良く2018年1月2日にヤマダ電機の初売りセールで特価品になっていて即決し、購入しました!今回、実に16年ぶりに冷蔵庫を買い替えたことになります。
いざ買ってみると、VEGETA GR-K41GXVはふたり暮らしの我が家としてはサイズ的にちょっと大きい。これは3人家族や4人家族の方におすすめなんですが、冷蔵庫はまぁ、大は小を兼ねるですよ(笑)
東芝 VEGETA GR-K41GXV | ||||
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冷蔵庫を買うイベントって人生のうちにそう多くありませんよね。そこで、今回は購入を前提にずいぶん機種を調べて検討しました。
観音開き(左右両開き)の冷蔵庫は片開きと比べて全体的にお値段高めだし、400L以下で5ドアを探そうと思うとなかなかラインナップにないことも判明。だからと言って、あまり大きな機種を買ってもキッチンのレイアウト的に困っちゃう。
今回、我が家が冷蔵庫選びの際に気をつけた点と、サイズ・機能・予算など夫婦でこだわった点のほか、不要な冷蔵庫を回収してくれる家電リサイクル券についても紹介。そして、1ヵ月使ってみての感想も書いてみました。
今まで使っていた冷蔵庫
奥さんが一人暮らしをしていた時代から使い続けてきたシャープの「SJ-14F-2」っていう140Lサイズの小さな冷蔵庫を、結婚してからもずっと使っていました。2002年製です。16年前か~、もう化石ですね。
なんでもよく冷凍保存する我が家では白飯や肉類、アサイーなどを入るスペースが絶対的に必要なのに、いつまでも冷凍室の狭い「SJ-14F-2」を使い続けていたんです(笑)
使っているとブオォォォンと変な音がなるし、そろそろ寿命だったかなという気がしないでもないですね~。
(2002年製の我が家の旧冷蔵庫)
電子レンジは置き場所に困って、とれあえず床に置いていたときに写真撮りました(笑)
サイズ、機能、価格のポイント
ぶっちゃけ今の冷蔵庫って性能は横並びです。大差はありません。
とある家電比較特集では日立の冷蔵庫が野菜の鮮度が一番良いとのレビューを掲載し、その一方で、動画サイトに上がっていたレビューでは東芝が良い、はたまた三菱が良い、などといった具合にけっこう結果がバラバラ。つまりは日本企業であれば各社でそんなに大きな差はないよねってのが個人的に強く言いたいところ。
で、冷蔵庫と一口に言っても、1万円程度のものから30万円を超えるものまでラインナップは多岐にわたります。
そこで、サイズ、機能、価格の3つの点について、冷蔵庫選びでわかったポイントや感じたことをまとてみました。
サイズ選びと設置レイアウト
- 冷蔵庫のラインナップは横幅が60cmもしくは65cm以上が多い
- 奥行きはだいたい70cm以内が多い
- あらかじめキッチンのレイアウトをイメージし、現在の冷蔵庫や周辺の長さを計測しておく
- 現行機種はどれも省エネなので、大きくても電気代は気にするレベルではない
- 5ドアなら400L以上の機種が一般的
- ふたり暮らしで400L以上は大きすぎる
機能
- 宅配野菜サービスを利用しているので、大きい野菜室が欲しい
- 野菜室はよく利用するので真ん中の段がいい
- 冷凍室が大きいと何でも冷凍して保存しておける
- 肉や刺身を保存できるチルド機能は魅力
- 多機能がいいが、300L台で多機能の機種は意外と少ない
- できれば勝手に製氷する機能がほしい
- タッチで開くドアが予想外に便利(店頭で確認)
価格
- 国内有名メーカーで400Lサイズの場合、1年前の機種は10万円台前半、現行機種は20万円超で販売されている
- 400L台でかつ5ドアの機種を10万円台前半で探そうとすると、シャープ製をよく見かける
- 1年前の製品(型落ち品)を探そうとすると、大手家電量販店には在庫がほとんどない
省エネ性能はめちゃくちゃイイ!
そんななか我が家が買ったのは東芝「VEGETA GR-K41GXV」!!
(購入した東芝「VEGETA GR-K41GXV」)
この冷蔵庫を選んだ理由をまとめると次の通り。
- よく使う野菜室が真ん中にある
- 5ドアで自動製氷と瞬間冷凍室が独立している
- 冷凍室・野菜室が広い
- 予定していた10万円台前半に収まる価格だった
消費電力量は年間330kWhです。
この消費電力が一体どう凄いのか、旧冷蔵庫と比較してみます。
今まで我が家で使っていた2002年製の冷蔵庫は140Lと小さいにも関わらず消費電力量は年間390kWhでした。
(2002年製の冷蔵庫は電力量すごい)
東芝「VEGETA GR-K41GXV」は410Lとかなり大型なのに、消費電力が少ない!素晴らしい省エネ性能に驚いています!
シャープ「SJ-14F-2」 | 東芝「VEGETA GR-K41GXV」 | |
---|---|---|
サイズ | 140L | 410L |
年間消費電力量 | 390kWh | 330kWh |
16年前の冷蔵庫をまだ使えるからと言って今後も使い続けるよりも、さっさと新機種に買い替えた方が環境に優しいと言えますね(^^)
ネットやチラシで目星をつけ、いざ来店では掲示価格に気をつける!
実際に買うときにはやはり価格が重要ですよね。
いつもはネットで家電を買う僕ですが冷蔵庫の知識はほとんどゼロに近かったので、機種を限定して目星をつけておきつつ、値段を調査。さらには購入を決める前に年末に家電量販店で1度下見していました。
そうこうしているうちに年が明け、奥さんの実家で初売りセールのチラシを見てみると、その目星をつけていた機種がまさに安くなっているではありませんか!ちょうどネットでも同じチラシが公開されていたので、スクリーンショットで保存しておきました。
そして、いざそのお店に行ってみたところ、僕たちが来店したときには店頭の値段がチラシの価格と1万円違っていて、アレ?となりました。
そこでスマホに保存しておいたチラシの画面を店員さんに見せたところ、店頭での表記に誤りがあったことを確認してくれて、値段をチラシの方にあわせてくれました。
【店頭表記】99,800円(税別)→【チラシ表記】89,800円(税別)
皆さんももしセール情報を見たら、必ずスクリーンショットで保存しておきましょう。また、紙のチラシもスマホのカメラで撮影しておくと、店頭で実際の商品を確認するときにめっちゃ役立ちますよ。
家電リサイクル券と送料は4,400円
今まで使っていた冷蔵庫の回収もお願いすることにしました。家電リサイクルにも加入。
170L以下の冷蔵庫の場合、家電リサイクル券の料金はわずか3,400円で、回収時の送料1,000円をプラスして4,400円でした。
店頭で冷蔵庫の購入と同時に家電リサイクル券も購入し、そのまま申し込む形です。業者が新品の冷蔵庫を持ってきてくれる際に、古い冷蔵庫を回収していってくれます。
すべての合計金額は89,800円+消費税+4,400円=合計10万円ちょっとでした。
買った「VEGETA GR-K41GXV」を使ってて気付いたこと
買ってすぐにレビューする開封の儀のような記事はレビューとは言えないので、購入から1ヵ月が経過した今、ようやく感想を書きます。はっきり言って、新しい冷蔵庫は最高です!
しかし、ふたり暮らしの我が家ではやっぱり410Lというサイズは大きく、特に冷蔵スペースはかなりスカスカの状態。料理を作り置きしておくとか、残り物を取っておくことが少ない我が家では、冷蔵室はもっと狭くても良かったかも。
逆に、真ん中の段にある野菜室はかなり使っていて、この広さがあって大満足していますよ(^^) ネギも大根もそのままのサイズで入るこの大きな空間が嬉しいです!やっぱりよく開ける野菜室はしゃがまなくて済む中段で良かったと思っています♪
こんなに野菜がいっぱいになっても余裕で入る。
5ドアにしたのは正解。なるべく用途別にドアがあった方が嬉しいんです。ただ、ほんとは本体サイズが300Lくらいの機種が良かったんだけど、5ドアの冷蔵庫はだいたい400L以上の機種なので、5ドアにするために仕方なく大きなサイズを選んだ形です。
冷凍室はやはり大きいのが正義だと思いましたね。ふるさと納税の返礼品や株主優待で送られてきた冷凍肉とか魚介類なんかを、ドカッとまとめて入れておける収納力ある冷凍室に大満足!
勝手に作ってくれる氷は今が冬場ということもあり、まだそんなには活躍していません。今のところ使ったのはコークハイボールを作るときの氷くらいかな。「製氷機能」はオフにしておけば無駄に氷を作ることもなく安心。春・夏・秋はアイスコーヒーを飲みまくる僕としてはこれからの時期にめっちゃ活躍してくれると予想しています。
小さく小分けになった上段の冷凍室は熱いままの料理を入れてフリージングできる!美味しさをそのまま瞬時に冷凍して閉じ込められるので、炊いた御飯をすぐに冷凍保存したいときに重宝していますよ。
あと、タッチで開くドアは想像以上に便利!
タッチセンサー部に触れればドアが開きます。両手がふさがってるときに冷蔵室を開けたいシーンではありがたく、タッチは服の上からでもOK。なので、肘でドアをタッチすれば冷蔵室を開けられる。
一方で、開くときに響くドカッという音を奥さんは気にしているもよう。まぁ、手で開けることもできるので、深夜は手で開けるようにすれば問題ありません。
そのほかタッチメニューが豊富で、冷蔵・冷凍機能の強さを選べたり、チルドを優先的に冷やしたり、エコモードにしたり、いろいろできます。
また、旅行のときなどしばらく家を留守にするときには「お出かけモード」にしておけばさらに省エネ性能を発揮できます。留守の間はドアを開けないので冷気が逃げませんから、最低限冷えてればいいわけです。「お出かけモード」はそんな弱い力で低温を維持してくれるモード。帰宅後にはドアを開けるだけで解除でき、通常利用への復帰も手間取りません。
旧冷蔵庫 |
新冷蔵庫「東芝 VEGETA GR-K41GXV」 |
ということで、タッチドアは便利で冷凍室・野菜室の大きい点に大満足の東芝「VEGETA GR-K41GXV」。型落ち品なので2018年となった今は手に入りにくいかもしれませんが、上でご紹介した機能やサイズ感などは冷蔵庫選びに役立つと思いますので、参考にしてみてください!
ネットショップではいくつか10万円台のお店もありますね。
東芝 VEGETA GR-K41GXV | ||||
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