2016年3月19日より公開となった映画『ちはやふる [上の句]』(下の句は4月29日公開)。もう観た人も多いでしょうけど、主人公の綾瀬千早を演じる広瀬すずちゃんがめっちゃ可愛くて、赤い着物姿がよく似合ってますよね。
そんな千早たちが目指す「近江神宮」は“かるたの聖地”と呼ばれる滋賀県大津市に実在する神社であり、全国高校かるた選手権大会の開催場所として知られる名所なんです。
映画『ちはやふる』では撮影舞台となったロケ地を巡るファンのために力を入れていて、先日開催された滋賀県の物産展で映画公開記念に発行されたロケ地資料をいただきました。
ということで、今回はロケ地資料を参考に『ちはやふる』に実際に登場する大津市、あわら市、府中市のロケ地をまとめてみました!
滋賀県大津市
まずは滋賀県大津市。小倉百人一首では大津にゆかりのある歌が多く詠まれていまして、“かるたの聖地”近江神宮がある街として知られています。滋賀県の中でも大津市は京都側に位置し、JR京都駅から大津京駅まではわずか11分と近く、京都のついでに大津へ寄ることも楽です。
■近江神宮
千早たち瑞沢高校のかるた部が目指す“かるたの聖地”近江神宮。第38代天智天皇を祀っています。
全国大会の様子は実際の全国大会とおなじく近江神宮近江勧学館で撮影。また、松岡茉優が演じる若宮詩暢(しのぶ)と千早が運命的な出会いをした場所は近江神宮の拝殿です。
なお、近江神宮の境内では着物体験ができる「ちはやふるなりきりプラン」も。近江神宮・時計館宝物館ではマンガ「ちはやふる」の複製原画展を開催中(2016年6月30日まで)。
JR大津京駅から徒歩15分、京阪石山坂本本線の近江神宮前駅から徒歩7分。
関連:近江神宮
■おごと温泉
京都に近い温泉地「おごと温泉」。千早たち瑞沢高校かるた部が宿泊した旅館は実際のおごと温泉にある旅館で撮影されています。最寄り駅はJR湖西線(こせいせん)のおごと温泉駅。
■ラッピング電車(石山坂本線)
ラッピング電車が運行する石山坂本線もオススメ(2017年3月31日まで石山寺駅~坂本駅間で運行)!
福井県あわら市
綿谷新(真剣佑)が住む街として登場するのが福井県あわら市です。「おあわ温泉」は130年の歴史ある温泉地で、30もの温泉宿が並びます。無料の足湯施設もあり、立ち寄りやすいでしょう。
■土手(あわら市伊井)
千早と自転車に乗った新がすれ違ったシーン。土手の桜並木の下で撮影が行われました。
■JR芦原温泉駅
千早たちが新に会うために福井県へ向かい、電車を降りたのが福井県のJR芦原温泉駅。
■竹田川(あわら市春宮1)
夕日を背景に新がスマホの留守電を聞いているシーンは竹田川沿いにある堤防です。
■勝義書店
新がアルバイトしている本屋。映画を再現した勝義書店が期間限定でオープン。通常はあわら市商工会のPR施設「あわらんてな」として営業している場所です。
東京都府中市
主人公の千早と真島太一(野村周平)が住む街。関東在住の人にとっては最も行きやすいロケ地。
■清水下小路(しみずしたこみち)
太一が千早をおんぶして歩く坂道が清水下小路です。JR南武線からも眺めることが可能。場所は府中市本町1-5付近です。
■下河原緑道(しもがわらりょくどう)
太一が新から言われたメッセージを千早に伝えようかどうか迷う切ないシーンは下河原緑道で撮影されています。府中市本町2-12付近。
■京王線東府中駅
瑞沢高校に通う千早と太一は京王線で通学。高校の最寄り駅として東府中駅で撮影されました。
気になったら行くしかねぇ!
府中市はともかく、滋賀県大津市と福井県あわら市へはなかなか行けないので気になりました!特に大津市の近江神宮は京都からも近いですし、京都観光とあわせて行きたいな~なんて思ったり。おいしい近江牛を堪能したいですしね(笑)福井県と一緒に聖地巡礼の旅ってのも良さそうです!映画『ちはやふる』は後編の[下の句]が4月29日公開ですから、上の句を観て下の句も観たら、ゴールデンウィークはロケ地巡りを楽しむ人も多そうですね。
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