静岡県東伊豆町を毎月のように訪れているんですけど、行く度にたくさんの発見があってビックリ!スルメのように噛めば噛むほど味の出る魅力ある街だなと感じています。
そんななか、今回初めて訪れたのが伊豆急行の「片瀬白田駅(かたせしらたえき)」。
ホームに降りると、目の前には海が!!いいですね♪
元日に初日の出を見る臨時列車「伊豆初日の出号」(品川〜伊豆急下田)が乗客に初日の出を見るため長時間停車するのがこの片瀬白田駅とあって、その見晴らしは間違いなし。
伊豆大島や利島といった伊豆の島も見える!
そして、後ろに振り返ると天城山などの山々が広がります。奥には風力発電所の風車も!天気がいいときはもっと素晴らしい景色なんだろうなぁ(^^)
ちなみに、片瀬白田駅はSuicaやPASMOなど交通系ICが使えますが、駅ではチャージできないので注意。
さて、片瀬白田駅のすぐ近くは絶好の散歩スポットですよ、と東伊豆町観光協会さんから教えていただいたのでさっそく散策へレッツゴー!
駅を出てすぐ右手へ。方角でいうと、北方面になるのかな。駅の出口は1箇所なのでわかりやすいです。
1〜2分ほどで大きな川に突き当たります。ここは白田川。白田川を挟んで北側が片瀬エリア、南側が白田エリアということで、ここの駅名が片瀬白田駅なんですね〜。
そこにあるのが「白田川親水公園」。
猫がたくさん住み着いてるようで、猫好きさんにはたまりませんね!
池とかって、ちょっとした情緒ある雰囲気がいい。
でも、小さい公園ですから歩き疲れることもないし、ほんと駅から近くてサクッと行けちゃう!
この公園は白田川の隣にあり、すぐ川の歩道へと出られます。
そのまま上流を見れば天城山の景色も。
ちょうど夏の時季とあって、川の水が気持ちよさそうです!階段から川に降りられるので、水が穏やかなときは足をつけて涼を楽しむのも良し。
今度は川の下流方面へ。といってもすぐなんですけど、ここには伊豆急行の鉄道橋と並んで小さな歩道橋があります。
一見すると関係者以外立入禁止かな!?と思ったのですが、普通に地元の人らしき男性が歩いているし、どうやら誰でも通って良い歩道橋のようです。
なんと、ここからは片瀬白田駅がローアングルで眺められる絶好スポットと判明。
しかも、電車の発着時間にあわせれば、伊豆急行線の列車がめちゃくちゃ低い位置から撮影できちゃう!
鉄道マニアでない僕でさえも、これは興奮して何枚も写真を撮っちゃいましたよ。
一応、シャッタースピードはかなり速めにしておいたんだけど、駅が近いおかげで走行スピードが遅めだし、撮りやすいなぁ。
ただ、狭い歩道橋ですから、歩道橋の真ん中で三脚立てて撮ろうとすると通行者の邪魔になるので絶対にやめましょう。このときは極力邪魔にならないよう一番端から撮影。参考までに、約20分の間にここを通行した人は2名でした。
引き続き白田川の周辺を散策していきます。カモの親子が気持ちよさそうに泳いでる!
まだいた!カモ多すぎ(笑)
川を渡って片瀬エリアの海沿いを進むとすぐに視界に入ったのが大きくて立派な松。
これは「海防の松(はりつけの松)」というらしく、江戸時代中期に老中松平定信らがこの地を巡視した結果、海上から陸の様子が見えないように植えられた防御のための松だそうです。明治初期までにはここに数百本の松があったんだとか。
今ここ残っているのは数本のみで、叶わぬ恋のためにお寺に火を放った若い男女がはりつけにされたことから別名「はりつけの松」と言われています。
辺りに何もなく、晴れの日にはここから伊豆大島や利島が眺められますよ!(↓の写真ではもっと右手)
ということで、片瀬白田駅から徒歩圏内で写真スポットとして良さそうな場所を回ってみました!
片瀬白田はそれぞれ片瀬温泉、白田温泉もあって、日帰り入浴も可能だったりしますから、また別の記事でご紹介したいと思います。
お問い合わせ・提供:東伊豆町観光協会