解説

投票でわかった海外旅行で体験したい8つのこと。外国人客が求めているのは何か

韓国観光局が実施している韓国旅行の当たるキャンペーンに応募してみたところ、予想もしていなかった興味深い結果に気づいたので共有したいと思います。

このキャンペーンは韓国旅行で体験できることが8つのジャンルにわかれていて、それぞれ1つずつの30秒ほどの動画にまとめられています。動画はキャンペーンページで見てみてください。

  • ADVENTURE KOREA
  • TREND KOREA
  • FANTASY KOREA
  • MYSTERY
  • KOREA THRILLER KOREA
  • Romance Korea
  • DOCUMENTARY KOREA
  • SIGNATURE KOREA

キャンペーンに応募するにはこの中から韓国で体験したいことを最大3つ選び、投票する形です。

たとえばその内の1つ、“FANTASY KOREA”は保寧市・武昌浦の海割れ、うっとり眺めてしまう慶州の月浄橋、慶州・梨湖テウ海岸など、幻想的で魅力ある風景を紹介しています。

僕は3つ選んで投票してみたら、そのあとの画面では現時点での投票順位が表示されました。

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①SIGNATURE KOREA(歴史的な魅力)・・・19%
②DOCUMENTARY KOREA(グルメ・屋台など)・・・17%

SIGNATURE KOREAの動画内で登場するのは子どもが書道を体験しているのは慶州の韓屋村。裕福な崔氏家門の生活を体験できる観光用に整備された民俗村です。また、李氏朝鮮時代の宮廷料理をルーツとする韓定食はシンプルながらもインスタ映えしそう!そのほか、ドローンでソウルの観光スポットを紹介しています。

DOCUMENTARY KOREAは韓国をふらっと訪れてすぐに楽しめるグルメが多数登場する動画です。ソウルの明洞屋台は餃子や巨大なソフトクリームなど、B級グルメ食べ歩きとして楽しそう!また、同じくソウルで、虹色に光る噴水のイルミネーションがきれいな盤浦大橋の横で開催されているのは盤浦浪漫月光マーケットも。さらに、ソウルから離れた麗水では麗水屋台の映像が食欲をそそりました。

その国の歴史に触れたいとか、その国にならではの風景を見たいとか。また、やっぱり現地で本場のグルメを楽しみたい思いは強いんですね。

一方、得票が低いのがこちら。

⑦MYSTERY KOREA(お寺や星の見える展望台)・・・9%
⑧THRILLER KOREA(ジェットスターや洞窟)・・・7%

MYSTERY KOREAの得票数は9%でした。(日本もそうですが)お国柄としてお寺が多いのはわかるのですが、旅行客としてはお寺ばかり見ても仕方がないと思うのでしょう。実は僕もその口で、旅行先ではお寺を観光ルートに入れていないことが多いです。星の見える展望台も紹介されていたけど、これは良さそうですがあまり人気がないのですね。。。

意外だったのはアクティビティの人気がないこと。THRILLER KOREAの動画のなかではウォータースポーツやジップラインが紹介されていたのですが、「これやりたい?」と聞かれたら「やりたい!」と言ってしまう僕。しかし、よく考えてみると、こういったアクティビティはわりと他の国でも体験できますから、別に韓国でやる必要はないか~と思いました。おそらく、他の皆さんもそう感じたのでしょう。どうせなら韓国でしか体験できないことをやりたいわけです。

韓国で書道体験や昔の宮廷料理、屋台のB級グルメが人気なのは、近代的なものよりも歴史的だったりアジアっぽさだったりが魅力だから。海外旅行ではやはりその国ならでは歴史や文化、食を魅力と感じて訪れる人が多いのでしょう。

日本でも日本ならではの観光が求められている

日本だとどうでしょう。日本といえば忍者が大人気。忍者劇が楽しめる浅草のバスツアーは何度もテレビで紹介されていますし、各地の忍者で有名な観光地では忍者不足が叫ばれているほど外国人から人気を集めているんだそうです。

先日正式オープンした、訪日外国人観光客向けに日本人がガイドを務められる「トモダチガイド」でも感じたのですが、外国人からの観光リクエストを見ていると、富士山が観たいとか日本の家庭料理が食べたいとか、見て楽しむこと・食べて楽しむことへのリクエストが多いんですよね。おにぎりを握ってあげるだけでも大喜びしてくれるんだそうです。一方で、体を動かすアクティビティはあまり人気がない。相撲は“取る”よりも“撮る”です。

驚いたのは「東京ディズニーシー」へ行きたいとのリクエストが多いこと。東京ディズニーシーは海をテーマにしたパークで、他国にはない日本ならではのユニークなパークだからだそう。これは“日本だけ”という強みがありますね。また、東京観光とは別に京都や名古屋、北海道など、さらにはもっと地方にまで日本らしさを求めて足を運ぶ外国人も多いと聞きます。

外国人観光客はとにかくその国らしいものを求めている。上手く言えないけど、日本を訪れる外国人観光客が求めるものと実際体験できることのミスマッチを防ぐためにも、日本はもっと日本らしさを見せる工夫が必要なんじゃないかと思いました。

そういえば、2014年に行った伊賀流忍者博物館はめっちゃ楽しかったなぁ~(^^)

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