東伊豆・稲取温泉で始まった「雛のつるし飾りまつり」、4会場の展示内容とおすすめ徒歩ルート #東伊豆PR

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2020年2月20日、静岡県東伊豆町の稲取温泉旅館協同組合は「第23回 雛のつるし飾りまつり」を開始しました!期間は3月末まで。

静岡県東伊豆町稲取は“雛のつるし飾り”発祥の地。娘の成長を願って母や祖母が「つるし飾り」を手作りする伝統が江戸時代後期のころから続いています。

毎年開催されている雛のつるし飾りまつりでは、街のあちこちで美しいつるし飾りを見ることができますよ!

僕は東伊豆町の観光情報を発信するお手伝いしている関係で昨年から何度も東伊豆町を訪れていたのですが、ついに今回、雛のつるし飾りまつりに足を運ぶことができて嬉しいです(^^)

「雛のつるし飾りまつり」の各展示会場と期間

雛のつるし飾りまつりは2つのメイン会場と2つの展示会場、協賛の3会場があります。会場リストがこちら。いずれも伊豆稲取にあります。

  • 稲取文化公園 雛の館:メイン会場 1/20〜3/31
  • 雛の館 むかい庵:メイン会場 2/20〜3/31
  • 素盞鳴神社(すさのおじんじゃ) 雛段飾り 2/20〜3/10
  • 三嶋神社 雛段飾り 2/20〜3/3
  • なぶらとと
  • 八幡神社(摩牟祢明神)
  • 収穫体験農園ふたつぼり

伊豆稲取駅から会場へのアクセスは?徒歩でもOK

東京や横浜から電車で行くなら伊豆稲取駅が最寄り駅。東京から特急踊り子号や熱海から普通列車の伊豆急行線でアクセス可能です。

伊豆稲取駅からはバスやタクシー、また、スマホとクレジットカードの登録で1日600円で乗り放題の循環タクシー(izukoいなとり号)もあります。

雛のつるし飾りまつりに合わせた無料の巡回バス「湯めぐり雛めぐりバス」も運行していますが、運行は期間中の土日祝日のみとなっています。

歩きが苦でない人にオススメしたいのが徒歩。実は伊豆稲取駅から各会場へ徒歩でも可能なんです。ぶっちゃけ2時間あれば、歩きでも3〜4箇所の展示会場を巡れます。

天気がいい日には街を散策しながら巡ると伊豆稲取をより一層楽しめることでしょう!

4会場を徒歩で見てまわってきた!

実際に、僕は4つの会場をすべて徒歩で巡りました。歩いてみてわかったのが、北から順に進んで良かったなと。

最初に素盞鳴神社から向かったところ、時間的に混雑する前に行けましたし、ゆっくり写真を撮れました。

118段の階段に並ぶ雛人形「素盞鳴神社」

まず、絶対に行ったのが「素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)」の雛段飾りです。これです、これ!

鳥居から118段もある階段に全544体もの雛人形が鎮座する姿は圧巻!!

もうね、上の方はどんな人形があるか確認できないもん(笑)そのくらいの高い場所まで人形やつるし雛が飾られています。

残念なことに素盞鳴神社の雛段飾りは雨だと中止。大切な人形ですから、雨に濡れたら大変ですもんね。

なんと、毎日6〜7人で1時間かけて雛人形を並べたり、片付けたりしているんだとか。

伊豆稲取駅から素盞鳴神社へのアクセス方法は、駅を出たらひたすら坂を下って漁港方面へ向かい、海に出る交差点を左手(北方面)に曲がってしばらく進めばもうすぐそこです。駅からの所要時間は徒歩で15分くらい。

案内板や係の人がいるので迷うことはないかな。ちょっと坂を上がるけど。

人気スポットなので写真を撮るのに少し待つ必要があるけど、待ってでも見物する価値ありです!

【素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)】
■期間:2/20〜3/10
■時間:10:30〜15:00(雨天中止)
■住所:賀茂郡東伊豆町稲取15 MAP

「雛の館 むかい庵」は大正時代のつるし雛が

この素盞鳴神社に近いのが「雛の館 むかい庵」。先ほどの素盞鳴神社に近く、徒歩5分ほどしか離れていません。そのため、素盞鳴神社へ行く客はむかい庵の駐車場を使ってください、と案内が出てるほど。

つまり、むかい庵と素盞鳴神社はセットで行くのがオススメです!

雛の館 むかい庵には大正4年に作られた歴史あるつるし雛が展示されています。“富士山”と“鶴”の飾りが特徴。

展示品は大正時代のものが一番古いのかな?と思ったら、なんと、こちらは江戸時代!↓

歴史を感じさせますね〜。

そして、雛人形とつるし雛はほんとにきれいで、ずっと見ていても飽きません。観光客からは何度も「可愛い〜!」の声が聞こえてきます。

窓側の展示は自然光が入るため、人形の肌も透き通った感じがいいですね。

むかい庵の裏手には絶景スポットでいただけるかき氷で有名な「キッチンZEN」も。ここでランチしたり、コーヒーを飲むのも良さそう!

また、むかい庵に入館するともう1つのメイン会場である「稲取文化公園 雛の館」の入館料が100円引きになりますので、ぜひその足で稲取文化公園 雛の館にも行っちゃいましょう!
(逆に稲取文化公園 雛の館の入館券があればむかい庵が100円引きになります)

【雛の館 むかい庵】
■入館料:300円
■時間:9:00〜15:00
■住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取8-1 MAP

小道を入ると「三嶋神社」の階段に雛段飾り!

素盞鳴神社もしくは雛の館 むかい庵から「稲取文化公園 雛の館」を目指そうとするとけっこうな距離があるものの、徒歩でも行けないわけではありません。

その前に、ちょっと寄り道するなら「なぶらとと」と「三嶋神社」。

むかい庵から稲取漁港前の道を歩きながら南下。すると10分ほどでなぶらととと三嶋神社に着いちゃいます。

地図で見ると距離があるように見えたのですが、実際には近い距離にあり、どちらも足を運びやすいです。


(なぶらとと)

なぶらととの奥にあるのが三嶋神社。これは目が留まりますね!↓

こんな雛段飾りが見えたら写真を撮りたくなっちゃいますよ(^^)

絶妙な場所にあるため、本来の目的地が三嶋神社でなかったとしてもたぶん高い確率でふらふらっと足を運んでしまうのではないでしょうか。

この階段はふつうに通行できるので、雛人形の真横から撮影したり、逆に上から撮ったりもできちゃう!

そして、そのまま15分ほど歩いて行けば、2つ目のメイン会場「稲取文化公園 雛の館」に到着です。

【三嶋神社】
■住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取745 MAP

つるし雛の多さに圧倒される「稲取文化公園 雛の館」

稲取文化公園 雛の館」はその名のとおり稲取文化公園のなかにあります。入館料は300円。

先ほどの「雛の館 むかい庵」も“雛の館”という名前のため、初めて訪れる人は勘違いしそうですが間違えないようお気をつけください。

入館してすぐ正面には、153体もの雛人形とつるし雛の並ぶ雛壇がお出迎え。

稲取文化公園 雛の館はとにかくつるし雛と雛人形がたくさん展示してあって、訪れる者を次々と驚かせます。

スワロフスキーでデコレーションされたつるし雛も!


誰でも利用できる足湯があったり、さまざまな屋台が並んでいて非常ににぎやかです!

そうそう、ぜひ挑戦してほしいのがスタンプラリー。対象の展示会場に置いてあるスタンプ用紙とスタンプを3つ集めれば景品と交換できますよ!

【稲取文化公園 雛の館】
■入館料:300円
■時間:9:00〜16:30(最終受付)
■住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1729 MAP

今回巡ったルート

ということで、僕が実際に巡った展示会場は

  1. 雛の館 むかい庵(メイン会場)
  2. 素盞鳴神社 雛段飾り
  3. 三嶋神社 雛段飾り
  4. 稲取文化公園 雛の館(メイン会場)

各展示会場ではマップが記載されたパンフレットを無料配布しているので、ぜひゲットして参考にするのも良いでしょう。

この時期は「河津桜まつり」とともに伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」も開催されるとあって、東伊豆は大盛り上がり!

河津桜まつりの河津駅からは電車ですぐ5〜6分で伊豆稲取駅ですから、ぜひ併せて楽しんでみてくださいね!

JR東日本ではこんなにお得なきっぷもあります♪

お問い合わせ・提供:東伊豆町観光協会

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