日本一の清流である“宮川”、日本三大峡谷のひとつ“大杉谷”、トレイルランニングコースのある“総門山”などの自然環境を活かしたアウトドアプログラムが楽しめる三重県多気郡大台町。
大台町で観光をメインにした事業を行っているのが「Verde 大台ツーリズム」です。Verdeはベルデと読み、母体である大台町観光協会から独立した形の会社。
そんなベルデは、増えつつある訪日外国人観光客向けに「茶畑サイクリング」を提供しようと考えています。
大台町はいわずと知れたお茶の産地。大台茶、伊勢茶、といったブランドのお茶が有名で、僕は何度も飲んだことがあります。
街には茶畑が広がっているんですよ。その景色が美しいこと!
特に、巨大な屋敷を活用した民泊で、“Airbnb”で年間1,000人が宿泊するという「TEA FIELD VILLA」はまさに茶畑の中にあり、この景色を楽しみたい外国人がわざわざやってくる人気スポットになっているんだとか!
ここは大台町の西部、栃原エリアに位置するのですが、熊野古道・伊勢路が通っており歴史的な場所でもあります。
ぜひ、この景色を観光に取り込もうと動いたのがベルデさん。TEA FIELD VILLAを拠点にし、そこで貸し出したレンタサイクルで茶畑を案内しようというツアーを考案。
(めちゃくちゃ豪邸のTEA FIELD VILLA)
この日、試験的に僕たちとたまたまTEA FIELD VILLAに宿泊していた中国人カップルのお二人を加えて、ベルデさんによる茶畑サイクリングにレッツゴー!!
あいにくの曇り空だったのでガッカリな空になっておりますが、斜面に広がる茶畑がとても美しく、ところどころで自転車を停めつつ写真を撮るなんてことを繰り返しながら栃原エリアを進みます。
空気もいい!
とてもたくさんの種類のお茶が栽培されているんですね~。
ビューポイントのひとつがここ。
景色を楽しんで、いろいろとお茶の話を聞きながら休憩。そして、ここでは大台町で採れたお茶を煎れ、効き茶ができるティータイムを行う予定なんだとか!
まぁ、今回はお天気が怪しかったのでティータイムなく引き上げましたが、お茶の産地で茶畑をサイクリングし、一番の景色が良い場所で大台町のお茶をいただく。そんな贅沢な観光ができるってわけです。
将来的には、茶畑で実際に摘んだ茶葉を近くのお茶工場で煎って乾燥させ、そのままお土産として持って帰れる仕組みを用意したいとの計画もあるそうで、実現すればお茶の一連の流れを全体験できるたいへん珍しい体験ツアーになるのではないでしょうか!楽しみです(*^^*)
この日はTEA FIELD VILLAに戻り、敷地内で効き茶を楽しみました。すばらしい庭園を眺めながらすするお茶もまた格別です。
こちらは「ふところ餅」という和菓子。初めて食べたふところ餅は甘さ控えめでモチモチした食感が楽しい!これ、大台町のなかで売ってるのかな?美味しいです!
また、ベルデは大台町を流れる宮川での「SUP(サップ)」体験を提供したり、一棟貸しのゲストハウス「宿屋まてまて」も運営。
大台町を観光・旅行目的で訪れる際には知っておくと便利なプログラムを提供していますので、ぜひベルデをチェックしてみてください!