ボタン1発で部屋を自動的に掃除してくれるロボットのRoomba(ルンバ)。
2015年10月10日に発売となった最も高性能な最新機種「ルンバ 980」はWi-Fi機能を搭載しており、家庭内ネットワークやモバイルネットワークを経由してiPhone・Androidのスマートフォンアプリから操作することができるんです!
第1回アイロボット・ファンプログラム限定 シークレットファンミーティングに参加し、この「ルンバ980」をずっと使い続けられる永久モニターをやっている僕ですが、今回はそのWi-Fi機能を使ったルンバの設定とスケジュール機能での自動掃除予約の部分をご紹介したいと思います。
設定の流れをざっくりと挙げておきます。
- 専用アプリ「iRobot HOMEアプリ」をダウンロード
- スマホとルンバをWi-Fi接続
- ルンバの名前や掃除日時などを設定
- 進化した真のルンバに!
ということで、「ルンバ980」の購入を検討している人にとって、アプリで操作できることのメリットをお伝えしたいと思います!
専用アプリをダウンロード
最上位モデルである「ルンバ980」の設定はスマホアプリ「iRobot HOME」から行います。これが他機種との大きな違いの1つでしょう。スマホでなくてもWi-Fi機能があればタブレットやiPod touchからでもアプリを通じて接続・設定が可能です。
→ iRobot HOME(iOS版)
→ iRobot HOME(Android版)
念のため先に言っておくと、「ルンバ980」はWi-Fiやスマホがなくても使えます。本体の「CLEAN」ボタンを押すだけで自動的に掃除をしてくれますから。しかし、Wi-Fiやスマホアプリがあればさらに便利に使えるのです!
スマホとルンバをWi-Fi接続
アプリをダウンロードしてインストールしたら、ルンバに自宅のWi-Fi環境を覚えさせるため、まずはアプリに自宅のWi-Fiネットワーク名とパスワードを入力します。
いきなりですが、ここでWi-Fiに関する注意点を。ルンバ980のWi-Fiは5GHz帯の802.11a/acには非対応なため、2.4GHz帯の802.11b/g/nで利用できるWi-Fi機器が必要です。現在主流のWi-Fiルーターは5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応しているものが多いですから大丈夫だとは思いますが。
実をいうと、僕はここでハマってしまったのです。現在、僕のように自宅でスマホを5GHz帯の802.11a/acで利用中の人は、一度2.4GHz帯の802.11b/g/nにスマホをつないで、そのネットワーク情報をルンバアプリに入力してください。設定が済めば、スマホは5GHz帯に戻しても大丈夫です!
スマホからWi-Fi経由で「ルンバ980」に自宅のWi-Fi情報を送信します。すると、ルンバは一度スマホのWi-Fiから外れ、自宅のWi-Fiにつながるかテストを行い、成功すればアプリの設定はこれで完了します。
アプリからルンバの掃除指示や予約、情報の確認
アプリを入れると、スマホからルンバの操作や様々な設定が可能になります。具体的には以下のような感じ。
- 掃除の開始・停止
- 掃除の週間スケジュール
- 掃除履歴の確認
- 清掃モードの設定
- ルンバの位置を音で通知
- お手入れタイミングの確認
- ヘルプ動画
- よくある質問の確認
- ロボットの追加
- 消耗品の購入
- 取扱説明書の閲覧
3G/LTE回線を使って外からでも掃除の操作が可能!
「ルンバ980」は上記の設定で家のWi-Fiに接続できました。ちなみに、ルンバは常にインターネットにつながっている状態でいます。
初期設定時の最初だけはスマホとルンバは1対1でつなぐ必要がありましたが、それ以降スマホから操作する際にはスマホとルンバは1対1でつながらず、家庭内Wi-Fiを経由してつながります。裏を返せば、外からモバイルネットワーク(3G/LTE)を使って家庭内のWi-Fiに入り、ルンバの操作が可能になるのです!
実際に、ドコモのLTEでつながっている様子がこちら。アプリの右上に地球マークが表示されていますよね。これは外でモバイルネットワークを使いインターネットを通じて「ルンバ980」に接続している印です。
外にいるときに急に自宅にお客さんが来ることになっても、外出先からアプリでパパっと指示して「ルンバ980」に掃除しておいてもらえるので便利です!デート中に彼女(彼氏)が急に「家に行きたい」って言い出したときもこれでバッチリですね(笑)
これは嬉しい!ルンバに名前をつけられる!
そうそう。アプリでは設定の項目から、「ルンバ980」の名前を決められるんです。最初はそのまま“Roomba”という名前がついていますが、せっかくですしここは親しみやすい名前をつけておきたいですよね!
そこで、我が家では奥さんの要望で“おはぎちゃん”と命名!
黒くて可愛らしいことからこうなりました(笑)
まぁ、僕としては
“寿司桶”でもよかったんですけどね。
名前をつけると、すべてのステータス画面や設定画面に“おはぎちゃん”と表示されるので、なんだかまるでペットのような、家族のような感覚に!“おはぎちゃん”と呼ぶことで、お掃除ロボットがより愛らしく感じるようになりました!
なるほど、AIBOとかPepperとかもそうですが、こうやって人間はロボットと一緒に暮らすことが当たり前な時代になったんですね~。ルンバは本体から流れる音(タラララッタラ~♪とか)も凄くカワイイので癒やされます。
まとめ
- スマホアプリでルンバを設定
- ルンバのWi-Fiは5GHz帯は使えない。2.4GHz帯のWi-Fiネットワークが必要
- 通信プロトコルは802.11b/g/nのいずれかが必要で、802.11a/acは使用不可
- 外出先からルンバを操作可能(スケジュールなどの設定も)
- 名前をつけると親しみが湧く!
「ルンバ980」はルンバシリーズ初のWi-Fi対応機。アプリで操作できるだけでなく、吸引力が旧機種から10倍となりとても頼もしいヤツです!旧型のルンバは価格が下がってきて狙い目ではありますが、「ルンバ980」はそんな価格差を気にさせないほどの素晴らしいし、買って絶対に損しないお掃除ロボットだと思います。久し振りに良い家電を手に入れたな~と、素直に喜んでいます♪
→ ルンバ 980
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