2011年7月20日に発売となった新型MacBook Airですが、『【訂正】新型MacBook Air(Mid 2011)のSSDにも当たり外れがある。 – 和洋風 』によると、東芝製のSSDと韓国サムスン製のSSDが採用されているようで、MacBook Airにはそのどちらかが入っているそうです。
SSDとは、いわばHDD(ハードディスク)のようなもので、パソコンデータを記録しておく内部装置です。MacBook AirにはHDDの代わりにSSDが搭載されています。
東芝とサムスンでは作っているSSDが違うので、その性能にも差が生じます。
その動作性能を試す実験をした動画(@quemas_さん)がありました。
左がサムスン製のSSDが搭載されたMacBook Airで、右が東芝製のMacBook Airが搭載されたMacBook Airです。
動画を見ると、左のサムスンは右の東芝よりも起動が速いことがわかります。
SSDの性能(読み込み速度)が良ければ、このように起動するときのスピードが速いんです。
では、なぜAppleは2社のSSDを採用したのでしょうか。
東芝を採用せず、すべてのMacBook Airに高速なサムスン製のSSDを使えばいいというのは誰でもそう思いますよね。
これは、メーカーを1社に絞らず複数のメーカーからSSDを調達することによって、(大地震の発生などで)SSDを調達できなくなくなるリスクを減らすためのもの。
万が一、サムスンがSSDを製造できなくなっても、東芝から調達できますもんね。
性能に差があるのはある程度は仕方ないのかもしれません。
もともと、SSDっていうだけでHDDよりも速い!っていうものでしたし(笑)
Appleの仕様欄にはSSDのメーカーや種類は明記されておらず、カスタマイズ注文するときもどちらかを選ぶということはできず、容量を選択できるだけです。
となると、MacBook Airを購入するまでどちらのSSDが入っているかを知るすべはありません。
ちなみに、自分のMacBook Airに東芝製かサムスン製のどっちのSSDが入っているのかを調べる方法は以下の通りです。
アップルメニュー → このMacについて →
詳しい情報… → システムレポート →
ハードウェア → シリアルATA
「APPLE SSD SM256C」というように“SM”と書いてあればサムスン製のSSD。
「APPLE SSD TS256C」のように“TS”と書いてあったら東芝製SSDです。
僕は幸いにもSMでした~!
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