株式投資・為替

ついに始まった税金が0%になるNISA(ニーサ)をシンプルに解説!株の配当を受取る方法は1つのみ

証券優遇税制が2013年12月末で終わり、これまで株の配当金や売却益に課せられていて10%の税率が2014年1月からは20%(復興増税含めて20.315%)となりました。いや~、これまで優遇されていたとはいえ、やっぱり2倍になるのはイヤですよね。。。

しかし、それと同時に2014年1月からは「NISA(ニーサ)」がスタートしました。
NISAとは少額投資非課税制度の略称で、年間100万円を上限に投資した株などの配当や売却益について税金がかからないありがたい制度です。

8年間ほど株の雑誌編集と投資情報サイトの制作に携わり、自分でも投資の経験のある僕ですが、今回はこの新しいNISAという制度についてシンプルにわかりやすく重要ポイントを挙げてみたいと思います!

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NISAの非課税投資額と非課税期間

NISAは毎年100万円までの新規投資について、その株で得られる配当金と売却益が最長で5年間まで非課税となります。

例えば、100万円で買った株が5年後に150万円になり、その5年間に合計15万円の配当金を得た場合の例でいうと、売却益と配当金の合計65万円について約13万円の税金がかかりますが、NISAならこの税金が0円になります!これが最大の魅力ですね!

また、5年間毎年投資すれば合計で最大500万円の投資が可能で、その配当金と売却益が非課税となるわけです。

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参考:SBI証券

投資した株の株価がその後100万円を超えるたら?

NISAの非課税額については時価(現在の株価)ではなく、投資額(買ったときの株価)で計算されるので、例えば購入時に70万円だった株が120万円になってしまっても大丈夫です。非課税の対象となり、税金はかかりません。

今持っている株や証券会社で使ってる口座はどうなるの?

NISAは非課税口座です。今まで売買するのに使っていた一般口座や特定口座とは別に、NISA用の口座を申し込む必要があります。したがって、一般口座や特定口座で購入した株をNISAの口座に移管することはできません。

ただし、非課税期間の5年が経過しても株を保有している場合には株をNISA口座から一般口座や特定口座へ移管することが可能です。

配当の非課税には受取方式に注意!

配当を実施している企業の株を買うと、年に1回もしくは複数回、配当金をもらうことができます。
繰り返しになりますが、NISAはこの配当金にかかる税率(復興増税含めて20.315%)をゼロにする制度です。

気をつけておきたいのが配当金の受取方式。通常、配当を受け取るには以下の4種類の方式があるのですが、非課税になるのはそのうちの1種類の方式のみです。

  1. 登録配当金受領口座方式
  2. 個別銘柄指定方式
  3. 郵便振替支払通知書(または配当金領収書)
  4. 株式数比例配分方式

持っているすべて株の配当金をまとめて自分の銀行口座に振り込んでもらうのが登録配当金受領口座方式。また、持っている株ごとに銀行口座を指定して配当金を振り込んでもらうのが個別銘柄指定方式です。3つ目の郵便振替支払通知書による配当金の受取というのは早い話、郵便局で現金と交換するという方法です。

そして、非課税となるのは4つ目の株式数比例配分方式のみです。要するに、銀行口座や郵便局じゃなく、証券会社の口座に振り込んでもらうというものです。配当金の受取方法を株式数比例配分方式にすればOK。感覚としては証券口座の残高が増える形になります。

受取方式の確認は、例えば楽天証券では「口座設定欄」から株式数比例配分方式を選択。
野村証券では「お客様情報登録情報照会」から「配当金・利益・分配金受取方法」をクリックし、「国内株式配当金等」の欄に株式数比例配分方式と表示されていればOKで、表示がなかった場合には変更してください。

税金がかならないNISAを利用するには?

これまでお話してきたとおり、仕組みをよく理解すれば20%という高い税金を払わずに投資ができるわけです。NISAを利用するには新たにNISA用の口座を証券会社で作る必要があります。

すでに株式取引を行ったことのある人でも証券会社で新たにNISAの口座を開設しなければなりません。インターネット取引ができる証券会社がほとんどで、下のようなよく目にする証券会社ではNISAの口座を開設できますよ。

SBI証券

楽天証券

もっと短めに解説するつもりが、ついつい長くなってしまいましたね(^_^;)

「買い」よりも「売り」が難しいとされる株式投資。
投資はけして簡単ではありませんし、どのタイミングで売買するのがいいのかは実際に試してみてわかるものです。僕はこのNISAのお得な制度を活用し、無駄なコストをかけずに株式投資を始められるメリットは大きいと感じています。

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【参考】
配当金の受取方法について – みずほ証券
配当金の受け取り方と配当控除の確定申告方法 – All About
ダイワのNISA – 大和証券
SMBC日興証券
野村で「NISA(ニーサ)」 NISA(少額投資非課税制度)ってどんな制度? – 野村證券
配当金の受取方法 – 野村證券

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