※当記事は2014年10月に執筆した記事です。2015年6現在、mineoでは3日間の速度制限はなくなり、スムーズに使えるようになっています。
→ mineo
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2014年8月、au回線を使った国内唯一のMVNOサービス「mineo(マイネオ)」を契約した僕ですが、auのLTEが月額1,000円程度からの低料金で利用でき、エリアの広さや速度としてもかなり満足しておりました。
→ auの格安SIM「mineo」を申込み!月額980円でWiMAX 2+とキャリアアグリゲーションも使えて、3GBプランも開始
用途としてはメインのソフトバンク回線が混雑しているときに、緊急時の予備回線としてmineoを入れたスマホ(Xperia ZL2 SOL25)でテザリングするといった使い方をしていたんですね。
つい先日、公衆無線LANサービス「Wi2 300」のPremiumが10月2日から接続できなくなったことなどもあり、mineoでテザリングした日が続きました。
すると10月4日、テザリングでつないだMacBook AirからWebサイトがまったく見られなくなり、Twitterアプリの「夜フクロウ」も更新できなくなりました。急にmineoの速度が落ちたんですね。
僕がmineoで契約しているのは1GBプラン。Androidで月間のデータ通信量をチェックしていたことに加え、前月からの繰越分通信量もありましたし、間違いなく1GBは超えていないという自信がありました。
もしや!?と思い、mineoのマイページへログイン。
マイページでは月ごと使用可能容量やリアルタイムの使用状況、繰越容量などを確認することができます。
ようやく問題を把握しました。なんと、10月1日~3日のデータ通信量が合計632MBとなっていたのです。僕がこの事態に気がついたのは10月4日。
mineoでは前日までの3日間でデータ通信量が合計500MBを超えると13時~翌日の13時まで通信速度が200kbpsに制限されるという決まりがあります。
僕の場合、10月1日~3日で632MBと軽く500MBを超えていたため、4日の13時から速度制限が実施されたというわけ。
ドコモなど国内3キャリアは3日間の合計で1GB(約1,000MB)を超えると速度制限を行うとしていますが、mineoはその半分の500MB。あぁ~、これはちょっと盲点だったなぁ。
そりゃ、「ちょい飲み」的に通信をちょこっと使う感覚でMVNOを契約したわけだけど、緊急時にガッツリ使えないのは痛い。。。
10月1日には、ドコモのMVNOであるOCNモバイルONEとIIJmioが3日間合計での速度制限を撤廃しました。また、ぷららモバイルLTEは速度が3Mbpsとやや低速ではあるものの月額2,980円(税込)で使い放題というプランをスタートさせています。
mineoはiPhone 6・iPhone 6 PlusなどiOS8で利用ができないというトラブル解消に全力を尽くしている最中とは思いますが、他社MVNOと比較してサービス面で劣っている点が目立ってきました。1年の最低利用期間(1年縛り)が設定されていることにも引けを感じてしまう僕ですが、3日間の速度制限の撤廃とかそろそろ何か新しい展開を見せてほしいな~と1ユーザーとして心から願っております。
※2015年6現在、mineoでは3日間の速度制限はなくなり、スムーズに使えるようになっています。
→ mineo
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