スキルアップ

手に職をつけたいアナタの「できる」を世間はどこまで知っているか

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都内のデザインオフィスでグラフィックデザイナーをやってるウチの奥さん。しかし、会社の将来性については不安を抱えているそうです。

そのデザインスキルを活かして何かやったらいいんじゃない?なんて僕から言うこともありましたが、Web関係の需要とは対照的になかなかグラフィックデザイナーの活躍の場は少ないようで、奥さんはそのスキルを活かす機会がないと言い、腰が重い様子でした。

そんなある日、「グラフィックデザインができるならコレやってみません?」と紹介してもらったのが、地元で毎年行われるハロウィン・パレードの期間に飾るフラッグの製作でした。歩道の街頭に吊り下げられる旗のデザインです。

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予算に対して要望や作業量の関係で完全なオリジナルデザインというわけにはいかなかったのですが、奥さんの得意とするイラストと多少の素材を組み合わせることで満足のいくデザインになり、依頼主からの評判も上々の様子。

これは今後5年くらいは繰り返して使い回すんだそうで、しばらくはハロウィンのシーズンに見られると思います。出来上がったフラッグがこうやって地元の歩道に飾られるのを見て、なんだか街のために仕事をしたな~という達成感がありますね!まぁ、作ったのは僕じゃなくて奥さんですが(笑)

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自身のスキルを活かせる出来事はいつどこで起こるのか、意外とわからないものです。重要なのは、自分はこれができる!っていう得意なジャンルを周囲にアピールすること。

多くの学生が通ってきた道といえば就職活動。僕も就活では「自分はこんなことができます!」と、自己PRをしたものですが、そのときと比べて今の方が「できる」ことは格段に増えています。

自発的にスキルアップを意識してきて何かをやったわけじゃないんですが、ブログで生活していると結局はすべて自分でやらなきゃならないんですよ。その過程で、なんでもコストを意識したり、マーケティングの観点で物を見たり、写真の撮り方、世の中に必要とされているコト・モノの見分け方、自治体や企業とのやり取り、取材対応などなど、なんか知らないうちに身についた気がします。まだまだな部分はたくさんありますが(^_^;)

ここ最近の僕はブログでの商品レビューや記事広告案件のほか、しっかりお金をいただいてカメラマンを任されたり、ブログのマンツーマン講習を依頼されたり、また、これまでも企業の開催するブロガーイベントの集客を手伝う案件をいくつか手掛けてきました。

何かを任されるってことは他人の目から見て「この人ならできる」と信頼や期待されている証だし、そう見られている理由はそのスキルを持っているからと言えます。なので、自分ではできないと思いつつも、そこで遠慮するのではなく、「信頼されているんだ、自分にはその能力があるんだ」と信じ、一歩踏み出してみて実行すれば上手くいきます。

つまり、自分ではできると思っていないことでも、誰かに背中を押されてやってみて成功したら、それは「できる」に変わる。立派な実績です。明日からは「できる」と言えるわけです。

当初、もしかしたら奥さんは乗り気ではなかったのかもしれません。しかし、こうやってフラッグが完成し、実際に形となって街に飾られると、やっぱりやって良かったと思っているはずです。お金になるかどうかは案件次第ですが、「できる」を普段からしっかり周りにアピールすることによって、自分のスキルを活かせる場はどんどん生まれていきます。

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