2013年4月6日（土）、リンクシェア
主催の「スマートフォントレンドセミナー」に行ってきましたよ！
ブロガーやサイト運営者のみなさんは、こういったセミナーに参加したことってあります？ブログ仲間で集まって勉強するのももちろん良いんですが、こういったイベントやらセミナーに行き、今まで知ることができなかった情報に触れることってすごく重要だと思います。
中にはすっごく高額なセミナーもありますが、リンクシェアが開催するのってほとんど無料なのでコスパは最高！
有料セミナーだと内容をブログに書くのって難しいけど、無料だとレポートを書きやすいっていうのもポイントかも（笑）
ではでは、僕が今回のセミナーに参加して得た情報や感想を書きたいと思います。（撮った写真がけっこうボケて使えそうにないんで、その分は文字マシマシにしてるんで許して。。。）
スマートフォンのトレンドについて
まず、「リンクシェア」はASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）です。有名なところだと、AppleのiTunes Storeのアフィリエイトプログラムを提供しているASPですね。iPhoneアプリを紹介するときに活用しているブロガーさんが多いので知っている人も多いかと思います。
→ 「リンクシェア」
いわば、ASPの超大手であるリンクシェアさん。
近頃ではスマートフォン（以下「スマホ」）所有者の増加に伴い、今回はスマホとアフィリエイトに関するセミナーを開催してくれたというわけです。
スマホで買い物をするというユーザーはまだそれほど多くはなく、その要因として、(1)商品紹介の詳細ページがみづらい、(2)スマホの画面がPCと比べて小さい、(3)文字入力がしづらい、などが挙げられるとリンクシェア・ジャパンの鈴木珠世さんが説明。
（鈴木さんはいつも僕をいろいろな業界人と会わせてくださいますし、とても良い人なんです！改めて感謝しております！）
スマホ対応って何だ？
スマホ対応とは、iPhoneやAndroidスマホでブログを見たときに、読みやすいようにスマホ用のブログデザインが適用されること。
WordPressだったり、MTだったり、無料ブログなどはプラグインや設定でスマホ用のデザインが表示できるので、ちゃんと設定していれば問題ありません。
ですが、肝心なEC企業側（広告をクリックして飛んだ先のショッピングページや企業ページ）がスマホ対応していないとまったく意味がありません。
それは僕たちブロガーやサイト運営者にはどうすることもできず、ただただEC企業側がスマホ対応してくれるのを待つしかないのです。
それは困る！と、リンクシェアでは広告主に対してスマホへの対応を積極的に呼びかけています。
スマホ対応済みの広告主を探す方法
リンクシェアではスマホ対応した広告主を探しやすいようになっています！
ログインする前のトップページ→「参加広告主」→画面下の「スマホ対応広告主一覧」、この手順で探すことできます。
ということで、めちゃくちゃたくさんの企業がスマホ対応済みとなっていました（笑）
これによって、ブログの閲覧者は違和感なくショッピングができるわけです。
また、スマホ用の広告もあるので、もしスマホ用の広告を貼りたいのであれば、以下の手順でどうぞ。
管理画面→「リンク作成」→「カテゴリ」→「スマートフォン用」。
もしくは、広告素材の中にスマホ用サイズのバナー広告が用意されていたります。
読者に喜ばれるスマホサイト
これまではASPやECサイト側の取り組みについてでしたが、ここからは実際に僕たちブロガーやサイト運営者側がやるべきことについて。
Androidユーザーを中心に月間100万PVの人気ブログ「Xperia非公式マニュアル」など複数のブログを運営し、Google AdSenseの成功事例にも取り上げられており、僕個人としてもいつも大変お世話になってる染谷昌利さんのお話です！
ドラクエ風の資料で笑いをとりながらわかりやすかった！
ここ最近はブログをリニューアルした！っていう人が多いですよね。そんな染谷さんもその一人。
しかし、リニューアルしたからと言ってすべてが良くなったかというとそうでもなかったそうです。なぜなら、それは自己完結して、満足しちゃっているから。
染谷さんはリニューアル後、読者から「新着情報がなくなって読みづらくなった」というコメントが寄せられたそうです。第三者の意見によってそのことに気付き、新着情報のコーナーを再度設置したそうです。
なので、リニューアルするときには誰かに見てもらって意見をもらうことが大事とおっしゃっていました。
これはブログやサイトをスマホ対応させる場合にも言えることでしょう。横幅320pxのサイズで表示できるようにしたからそれで良いかと言ったら、そうじゃない。人によっては文字の大きさが小さすぎたり、Androidで表示したら画像がズレてたとか、そういうのは自分だけじゃ気付かないことも多いです。
スマホ対応のやり方
話は具体的になっていき、では、読者がスマホからアクセスしたときに実際にスマホ用ページを表示させるにはどうしたらいいのか。以下のようなやり方があります。
- スマホ用の別サイトを作り、.htaccessで転送
- プラグインでスマホに対応させる（WordPressだとWPtouchなど）
- レスポンシブ・ウェブデザインを採用する（アクセスするブラウザの横幅に応じてデザインが変わる。Googleも推奨している）
- 無料ブログで自動対応（ただし、独自広告が入る場合がある）
WordPressを使ったブログが多く、最近では確かにレスポンシブ・ウェブデザインが増えつつありますね！ただし、レスポンシブだとパソコン版の内容はそのままにデザインを変えて表示するだけなのでサイトの容量はパソコン版と変わらず、データ量が多いという弱点もあると思います。
どれがいいかは利用者の好みにもよると思うんで、そのあたりは各自のメリット・デメリットを考えて採用するといいでしょうね！
スマホをいじっているときの視線・指
パソコンでサイトを見るときは、Fの形・Zの形に視線が移動します。
しかし、スマホを使っているときに横への視線移動というのは非常にストレス！
染谷さんによると、面白くてファンがいるようなブログは別として、アクセスしてファーストビュー（最初に見た範囲）に広告しかないブログはもう二度と見たくなくなるとのこと。
また、スマホ対応せず、PC用サイトをスマホで見せるのであれば、サイドバーは死ぬ。なぜならば、読者は本文エリアを拡大してそこだけを読むからです。
なので、もし広告を置きたいのであればメインカラムに置くことを勧めていました。
あと、GoogleがAdSenseに矢印マークを入れるようになった例を挙げ、いわゆる「ファットフィンガー」対策を推奨。
単なるテキストリンクはスマホだと押しづらい。なので、可能であればタップで反応するリンクの範囲を広げてあげると良いそうです。多少はCSSの知識が必要になってきますが、画像に置き換えるなどの対策も効果ありそうです。
スマホではリンクが押しづらいという問題を解決し、少しでもリンクを大きくして読者に使いやすいブログ、サイトにすることが重要とおっしゃっていましたよ！
何気にQ&Aでお宝情報が！
記事を書くときのポイントは？という質問に対し、染谷さんは
読者の役に立つような、面白いと感じてくれるように書く。読者のことを考えて記事を書く。と回答。当たり前だけど、それができていない人が多いとのこと。
アフィリエイトの記事なんかそうなんだけど、「売りたいオーラ」がモロに出ていて、ぜんぜん買いたいと思わない記事ってありますよね（笑）アレは良くない！
染谷さんは、人がモノやサービスを買うというのは、
この商品を使っている紹介者のようになりたい、と思ってもらえるような記事が良いと。
つまり、この商品を使うことで自分にもステキな未来がやってくる！といった憧れや期待感が伝わるような記事が良いと。また、良い点も悪い点もしっかり書かれていて、この人の紹介する商品なら間違いない！という信頼関係を築くことも大事とおっしゃっていました。
そして、最新情報が大好きな僕にとっては最も心にズキューンと来たのがコレ。
イノベーティブな製品やサービスは新しい市場を切り開く可能性があり、そのことについて誰よりも速く詳しく書いたブログやサイトは強くなる。
とおっしゃっていたことが心に響きました。
例えば、ルンバとか、Xperiaとか。特にXperiaなんかは記事を書いた初日に数千アクセスがあり、その反応から「何か」のチャンスを感じ取ったそうです。
当たり前だけど、その行動力が大事なんだな～と思いましたね。
Appleがまったく新しい製品を来月に発売するとわかったとき、あなたは30記事書いて準備しておけますか？これができる、できない、が差になるんでしょうね。
感想
このレポートを書いてて思ったのが、セミナーに参加しているときにモチベーションが上がるのは当然だけど、こうやってレポート記事を書くとセミナー内容を思い出し、さらにヤル気が上がるんですよね。
あのブロガーがやっているからとか、誰かの記事で書いてあったとかっていうのもいいけど、ご本人の生の声を聞いていろいろと感じることがセミナーの醍醐味です。参加して良かった～！
今回はスマホサイトの作り方とかそういったお話ではなかったけど、市場動向やスマホの視点など、なかなか気付かないようなお話を聞けたので大満足です！リンクシェアはめちゃくちゃスマホに力を入れてることもわかりましたしね♪
ということで、4月もイベントに行きまくりの僕ですが、リンクシェアでは今後も無料のセミナーが行われるだろうし、6月には恒例の巨大イベント「リンクシェアフェア2013」が東京国際フォーラムで開催されるので、リンクシェアは登録だけでもしておいた方が良いですよ！
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