2017年12月6日に先行発売された第2世代の「ili(イリー)」。Wi-Fiやネット環境不要で音声を翻訳できるウェアラブル翻訳機です。
一般販売は2018年3月の予定で、定価は19,800円。今回の先行販売では16,800円で販売され、限定数の2018台はものの1時間で完売となったそうです!
さて、そんなiliが12月9日に届きましたので開封し、早速使ってみましたよ(^^)
梱包箱の中に入っていたのはiliの本体セットとiliトラベルブック、先行販売特典のネックストラップ。
iliトラベルブックはiliの使い方やコミュニケーション例、トラブルシューティング的な内容が書かれた小冊子です。
ネックストラップはiliのロゴが入った、ややしっかりした素材。首からiliをぶら下げて、いざという時にサッとiliを使える。
そして、iliの本体箱を開けると、ili本体、ユーザーガイド、保障の案内、シンプルなネックストラップ、iliロゴ入りmicroUSBケーブルが入っていました。
microUSBケーブルは本体の充電やアップデートプログラムをダウンロード・インストールする際に使用します。ACアダプターは付属していないので、スマホの充電器やPCのUSB端子を利用してmicroUSBケーブルから充電することになります。
iliの使い方
では、iliはどうやって使うのかを解説していきましょう!iliは非常にシンプルな作りになっていて、ボタンはたったの3つしかありません。
それぞれの機能は以下の通り。
- 中央の丸いボタン・・・①(押しながら)日本語から翻訳する、②翻訳した言葉をリピート再生する
- サイドの上ボタン・・・③電源
- サイドの下ボタン・・・④日本語をリピート再生する、⑤(長押し)英語・中国語・韓国語を切り替える
基本的には①と③さえ覚えておけば、困ることはないはずです!
バッテリー駆動時間は3日間くらい。1度フル充電すればけっこう使えるのは心強いですね。海外滞在中にホテルで充電すればまた使えます(^^) 充電するときは左サイドにあるmicroUSB端子から。
丸いボタンを押しながら日本語をしゃべる
では写真を使って解説しましょう!まず、右サイドの上ボタンが電源のオン・オフです。
翻訳したいときには本体の中央にある丸いボタンを押しながら日本語をしゃべります。
ボタンを話すとすぐに外国語に翻訳して裏側のスピーカーから外国語になった音声が出る!基本はほんとこれの繰り返し。
「駅はどっちですか?」
「大きいサイズがいいです」
「返金してほしいです」
など、困ったときに質問したいんだけどなかなか現地の言葉で言うのが難しいフレーズもiliなら楽々!先行モニターとして使わせていただいていた僕は旅先でiliにずいぶん助けられましたよ(笑)
もし、今自分が言った日本語がうまく認識されてるかどうか心配だったら、本体の右サイド下にあるボタンを軽く1回押してみましょう。iliが日本語をしっかり理解できたかどうかを日本語で確認できます。
iliはお店に行って何か注文するときや、オススメの商品を教えてほしいときにも使えますし、ほんと持っているだけで安心。外国語のできない僕みたいな人にとって、iliは海外旅行に行くハードルをぐんと下げてくれます。
同じく、サイド下のボタンを今度は3秒ほど長押ししてみます。すると、翻訳言語を変更できるんです。英語→中国語→韓国語→英語、といった順に切り替え可能です。
なお、外国語から日本語への翻訳には対応していません。あくまでも日本語からの翻訳に対応しているのが今回発売となった機種。一方、外国では外国人向けに外国語を日本語に翻訳できる機種が発売されています。
旅先で外国人に質問できるようになると楽しい!
実は、ili(イリー)ってビジネス会話や最新のトレンドの話題などはぜんぜん翻訳できません。けっこうな頻度で間違えます。
逆に言うと、海外旅行時の翻訳精度はめちゃくちゃ高いです。それはiliが“旅行用語”に特化してチューニングされているから。開発元の株式会社ログバーでは、最初からiliは旅行に特化した翻訳機です、と言っています。
なので、重要なビジネスの場ではぜひ通訳さんを雇いましょう。個人的な旅行で海外へ行くときにはiliで十分!みたいな感じです。
そうそう。先日、韓国に言ってこの第2世代「ili」を一足先に体験使用してきたのですが、そちらのレポートも今後ブログにてどんどん公開していきます。1記事目はすでに公開していますので、ぜひご覧になってくださいね♪
※なお、「ili(イリー)」は2018年2月15日より一般販売がスタートしました!
最後に、簡単にですがiliの開封から使ってみた動画を用意したので、この説明だけじゃわからん!という人はぜひ動画も見てみてください!
【YouTube動画】