僕は2017年の夏前くらいに契約したと記憶しているんですが、タイムズが運営しているカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を利用しています。
時間貸し駐車場に停めてある専用の自動車をレンタルしたいときにスマホで予約し、カードでピッとタッチするだけで乗れるサービス。
15分単位で借りられるし、レンタカーのように半日とか24時間プランとかあるし、カーナビが装備されてて普通に便利!料金も安く、驚いたことにガソリン代が無料なのも嬉しい!
そう、ガソリン代はタイムズが負担してくれるってのが本当にすごいのよ!
その仕組みが素晴らしいのでぜひ紹介したいと思います!
返却時にガソリンを満タンにしなくてもいい
都会に住んでいるとわざわざ自家用車を持つ意味があまりありません。持っていれば便利だけど、実は週末しか乗らなかったり。遠くの動物園に行ったり、電車や自転車だと行きづらい場所へ行ったりする際にはレンタカーを利用していました。
ですが、すっかりカーシェアリングの便利さとリーズナブルさに慣れてしまった我が家では都内でレンタカーを利用することはなくなり、最も対応駐車場の多いタイムズカープラスを利用しています。その一番のメリットはやはりコストが安い点でしょう。
繰り返しますが、タイムズカープラスはガソリンが減っても、そのまま返却してOKなんです。
一般的なレンタカーの場合、返却時間が迫って入るときにガソリンスタンドに立ち寄るのは焦るし、渋滞に巻き込まれたときなんか大変ですよね。
ガソリンを満タンにして返却する必要がないタイムズカープラスは近くにガソリンスタンドがなくてもサッと返せるので安心。
え?じゃあ、次に使う人が損じゃん!と思ったかもしれませんが、それをしっかり補うシステムが次のとおり。
ガソリンを無料で入れられる!むしろ、レンタル料金の割引になる
なんと、タイムズカープラスは車の中に専用のクレジットカードが用意されていて、利用者はこのクレジットカードを使ってガソリンスタンドで普通にガソリンを入れられるんです。自分の支払いはもちろんゼロ円。
前項で「返却時にガソリンを満タンにしなくてもいい」と言いましたが、自分が乗車した際にガソリンが少なくてもこれで問題ないってわけ。
もちろん、無料だからこそ給油しやすいとも言えます。
タイムズカープラスでは残りの燃料が半分以下になったら給油をお願いしており、20リットル以上の給油で15分相当の料金を割引するといった特典があります!給油は自動検知されるのもすごい。カーナビやメールにて割引の旨が通知されます(自動検知非対応車の場合はタイムズ側へ給油の事実を連絡することで割引に)。
また、付属のクレジットカードは洗車の支払いにも利用できます。洗車をした際にはタイムズ側に申告することで15分相当の割引が受けられるので、時間があるなら洗車するのもオススメ。
お金を気にせず給油・洗車できるって、メリットしかないですね!カーシェアってこうやって上手く回るようになってるんだな~。
タイムズカープラスの料金は?ミニバンも15分206円の「ショートプラン」
給油と洗車のメリットだけじゃきっと説明不足でしょうから、具体的な料金の説明をしておきますね。
まずは実際に乗った時間(15分ごと)で料金が決まる「ショートプラン」から。
「ショートプラン」クラス | ショート料金 | 距離料金 |
---|---|---|
ベーシック(デミオ、プリウスなど) | 206円/15分 | なし |
プレミアム(Audi、MINIなど) | 412円/15分 | なし |
ベーシッククラスに位置づけられている車種はコンパクトカーやセダン、7人乗りのミニバンも、15分ごとに206円(税込)で利用可能。60分乗っても1,000円未満です。
一方、プレミアムクラスに位置づけられているワゴンや大きなミニバンは15分412円(税込)となっています。
(古い車といった感じはなく、けっこうキレイ!)
ショートプランの支払い料金は予約時に決まるのではなく、実際の利用時間でカウント。たとえば、プリウスを60分使うつもりで17時~18時まで予約し、実際には40分しか乗らなかった場合には45分としてカウント。つまり、料金は45分で618円です。無駄なく利用できるのが嬉しい!
先ほどご紹介した給油と洗車で合計30分相当の料金を無料にできますし、実はかなり安く済ませることも。
(カーナビも搭載。返却方法の閲覧や延長申請もできる)
もちろん延長も可能で、車内に搭載されているカーナビから延長を申請できます。無断で延長すると延長分が倍額で請求となるので注意。
気になる補償サービスは「TCP安心補償サービス」を1回309円で加入できます。これも安くていいですね!事故時のNOC、タイヤの実費に加え、バッテリーあがり、キーのインロック、ガス欠、それに関わる搬送(レッカー等)の費用が免除になります。309円の加入料金は1回ごとにかかるものですが、加入しておいて損はないでしょう。
長時間でおトクな「パックプラン」は最大60時間
これまで解説してきたのは実際に乗った時間で料金が決まる「ショートプラン」でしたが、一方でまとまった時間をあらかじめ決めて予約する「パックプラン」もあります。
「パックプラン」メニュー | パック料金 | 距離料金 |
---|---|---|
6時間パック | 4,020円 | なし |
12時間パック | 6,690円 | 16円/走行km |
24時間パック | 8,230円 | 16円/走行km |
アーリーナイトパック(18:00~24:00) | 2,060円 | 16円/走行km |
レイトナイトパック(24:00~翌9:00) | 2,060円 | 16円/走行km |
ダブルナイトパック(18:00~翌9:00) | 2,580円 | 16円/走行km |
パックプランは6時間4,020円、12時間6,690円、24時間8,230円、といった感じ。ただし、パックプランだと12時間以上のプランは距離に応じた追加料金が必要に。1kmごとに16円が追加課金となります。100kmなら1,600円です。
36時間、48時間、60時間といった長時間パックもあり、旅行やドライブなどで活躍しそう!
なお、パックプランでは前述の給油・洗車割引は適用されません。
(この看板がタイムズカープラス対応車)
月額基本料1,030円をそのまま利用料に充当可能!学生は月額無料
月額基本料金は個人会員で1,030円かかります。
しかし、この1,030円はそのまま利用料金として充当できるのが嬉しい。ケータイの無料通話分みたいな感じですね!つまり、まったく乗らない月はそのままコストになってしまいますけど、1,030円以上乗るなら月額料金は実質無料ってことになります。
実質無料とはいってもどうしても1,030円は毎月の固定費としてかかる出費です。では見方を変えてみましょう。特にマンション暮らしの人が普通に自動車を所有すると本来なら駐車場料金(月額◯万円)がかかるはずですが、これが1,030円になると考えればおトク度のイメージが湧くのではないでしょうか!当然、車検代も自動車保険もかかりません。
また、学生なら月額料金は無料。入会月から4年間は月額基本料金が無料だから、気軽に利用できる学生が羨ましいです!
タイムズカープラスの利用方法
最後に、タイムズカープラスを利用する手順を、契約から乗車、返却まで箇条書きで解説していきますね。
①タイムズカープラスの会員登録し、数日後に専用カードキーが届く。
②アプリから予約。タイムズカープラス対応の駐車場を指定し、借りたい車種・時間などを予約し、時間になったら駐車場へ行き、予約した車のところへ。
③専用カードキーで車の後部ガラスにタッチし、ドアロックを解除。
④車内のダッシュボード内にあるキーBOXからエンジンキーを取り出し、運転開始!
⑤利用後は駐車場に戻し、エンジンを切る。エンジンキーをダッシュボードのキーBOXに入れる。
⑥降車後、専用カードキーを車の後部ガラスにタッチし、ドアロックを施錠(カーナビの電源は5分後に自動的に切れる)。
⑦返却完了!返却証がメールで送られてくる。
このように、借りるのも簡単で利用しやすい。返却の際にはエンジンを切ったのに車内のカーナビの電源がつけっぱなしで心配だったけど、どうやら自動的に電源が切れるようだし、返却完了を伝えるメールが届いたので安心しました。
まとめ
さて、ついつい文章が長くなってしまいましたね。。。短くまとめられないのが僕の悪いクセです(^_^;) サクッとわかるまとめはこちら!
- ショートプランは206円~、パックプランは6時間4,020円~
- 月額料金は利用料金に割り当てられるので実質無料
- ガソリン代・洗車代は無料、かつ利用料金の30分割引に
- アプリや会員カードの利用で、人に会わず簡単にレンタルできる
- マイカーのような駐車場の月額料金が不要、ガソリン代や車検・保険代も気にせずにリーズナブル
きっと、車に毎日乗るような人には割高になるんだろうけど、車を持っていても結局は週末しか乗らないような「週末ドライバー」にはピッタリだと思います。
そういえば、夏に借りた車の車内にはUSB電源もあったので便利でした!このときはホンダのフィットだったかな。
今度はタイムズカープラスで一人乗り電気自動車のHa:mo(ハーモ)に乗ってみたいと思います(^^)