1月21日、NTTドコモから発売が決まったソニー・エリクソン製のアンドロイドケータイ「Xperia(エクスペリア)」のイベントに行ってきました!
4月に発売が決まったXperiaを3ヵ月も早く触れるとあって、このイベントを開いてくださったAMNさんありがとうございました!!
会場となったウェスティンホテル東京に着いたのでTwitterとfoursquareにその旨を投稿すると、@takuma104さんが「どこですか~?」との返信をくれたので、会場内でお会いしました!!takuma104さんは、Twitterの「NatsuLion for iPhone」の開発者さんです。いや~、ようやくお会いできましたよ!!
■takuma104さんと「Xperia」を触りながら解説
上のようにiPhoneで動画を撮影していたら、@fladdictさんもやってきて「どうせならUstreamで実況しましょう!」と言い、急遽僕たち3人でUstreamで生放送を始めることにしたのです!
fladdictさんはiPhoneアプリの「TiltShiftGen」をtakuma104さんと一緒に開発した人であり、「Toy Camera」の開発者さんでもあります。
突然開始することになった「Xperia 実況レポート生放送」ですが、まぁ、iPhoneでUstreamによる生放送が簡単にできるようになった今、もはやブロガーも生放送でその場のレポートをするのは当たり前になってきたって感じがしないでもないので、今回のイベントレポートはこんな感じでもいいですよねw 触った感じなどは、むしろこういう実況生中継の方が臨場感があるはず!
(だって、詳細なスペックはデジモノニュースサイトの方が絶対に詳しいし)
■「Xperia 実況レポート生放送」
Presented by takuma104,fladdict & asuka_xp
https://www.ustream.tv/channel/fladdict
さすが5500人もフォロワーがいるfladdictさん。(1月21日現在)
瞬時にAppBankさんにRTされた影響もあり、視聴者が急増しました。
Fladdictさんが実況を開始。
まずはXperiaのデスクトップ画面の説明です。
アンドロイドネイティブではなく、ソニエリが1から実装したデスクトップではないか、と推測。
「Timescape(タイムスケープ)というアプリが最初から入ってます」(takuma104さん)
TimescapeはTwitterのツイートも確認でき、タップすれば拡大。また、それぞれの内容も確認が可能で、そこからアドレス帳への登録もできます。
左右にドラッグすると、mixiやFacebookなど各コンテンツを切り替えられます。メールや不在着信もここで確認。
■「Timescape(タイムスケープ)」よく使う機能に瞬時にアクセスできる「Xperia」独自のアプリです。Twitterやmixi、FacebookなどのSNSや、写真や着信履歴などもまとめて見ることがきます。また、Twitterアカウントなどと連携できる電話帳も搭載しています。
指でなぞると意外とスムーズにスクロールでき、ストレスなくサクサク情報をめくれるのが気持ちいいですね!!
Timescapeの動作は非常にスムーズ!!
以前にEngadget Japan で見た動画よりもぜんぜん良くなっていましたw
■「Mediascape(メディアスケープ)」
「操作はちょっと複雑だけど、表示はめちゃくちゃカッコイイ!」と僕。
「Mediascape」の説明では、
「これが噂の“インフィニティットボタン”です。」
「Xperiaのテーマにもなってる∞マークです。」
とFladditさん。
音楽を操作する画面でもGoogle検索ができるようになっていて、そのアーティストを調べたりオフィシャルサイトなどにアクセスすることが簡単です。
アクセスするときはブラウザが起動。
ブラウザも速いです。
アンドロイド端末向けに世界で初めて著作権保護機能付き音楽配信を開始する「mora(モーラ)」もテスト。
。。。が、ログイン画面が出てきたので終了~。
■「ドコモマーケット」
ドコモのアンドロイドケータイオリジナルの「ドコモマーケット」を試してみます。
これはXperiaに標準で入ってるアプリで、起動すると
「おすすめ」「メニュー」「サポート」「カフェ」の4つのボタンが表示されます。
気になった「カフェ」を押してみると、内容はカフェの紹介でもなく「ドコモマーケット」の説明みたいな感じでした。
「おすすめ」はその名の通り、おすすめアプリが紹介されています。友達に自慢できるアプリやゲームなどが挙げられています。これってどんな基準で挙げられるんでしょうかね。
ソニー・エリクソンの人を急に呼んで、Ust生放送に無理矢理参加させましたw
「今年は絶対にiPhoneを抜きます!」
を意気込みを視聴者のみなさんに言っていました。いい意味で競争してユーザーに好まれるようなケータイ作りをしていってほしいですね!!
再び「ドコモマーケット」を見ます。
「メニュー」へ。
ニュース・ゲーム・ツール・マルチメディア、お出掛け、コミュニケーション、という項目が並んでいます。
「マルチメディア」をとりあえず選択。その中の1アプリ「Shazam(シャザム)」を選んでみました。
「Shazamの紹介ページが来て、インストールボタンを押すと読み込み中となって、アンドロイドストアに移動し、ダウンロードを開始。
つまり、ドコモマーケットというのはアンドロイドストアへ行くサポートをしてくれるというわけ。
検索して好みのアプリを選べますし、そこから「アンドロイドストア」に移動します。
ダウンロードはバックグラウンドで実行。アプリをダウンロードしながら、別の操作が可能です。
また、アンドロイドストアからドコモマーケットへ「Back」ボタンで戻ることもできました。Xperiaは本体に「Back」ボタンがあるので、これを押すことでどんなときでも前の画面に戻れるんです。
Xperiaは「マルチタスク」に対応しており、メインの作業をしつつ他の動作をバックグラウンドで行うことが可能です。
■文字入力・キーボード
「キーボードが変態。」とfladdictさんw
入力頻度によってキーの大きさが変化します。
しかも、入力中には次に打つことができるキーのみがハイライトされ、他のキーはロックされます。
「ミスタッチがなくなる。」(fladdictさん)
入力方法の変更は、入力欄を指で長押しすればOK。(動画の00:17:00ごろ)
そう、IME(言語入力ソフト)を変更できるんです。
なので、IMEアプリを複数入れておけば、場合に応じて入力方法を簡単に変えられるわけです。Xperiaにはソニー・エリクソンの独自IMEのほか、アンドロイド標準のIMEも入っています。アスキーアートの顔文字も出ますw
アンドロイドはメイン画面の下にメニューバーが隠されています。また、画面の上にはタスクバー(現在起動中のアプリなど)が隠されています。
■壁紙を変更してみる
壁紙の変更は
メインメニュー→設定→サウンド&画面設定→壁紙変更 でOK。
■カメラ
810万画素で、顔認識にも対応。
サイバーショット並の高い性能を持っています。
Xperiaの横側にシャッターボタンがあり、長押しすることでカメラを起動できます。半押しによるフォーカスロックも可能で、ファインダーとなる液晶画面がすごくキレイなところがiPhoneよりも優秀です。
「若干、誤タッチが多いのが気になるなぁ」
とtakuma104さん。
確かに、さっきからちょっとミスが多い気がしました。
操作中に突然意図しなかったボタンを押してしまったりして、ちょっとタッチパネルの感度が良すぎなのが裏目に出てしまっている感じ。
人差し指の所にシャッターボタン。だけど、親指がバックボタンに触れやすい
カメラの解像度の変更も可能で、8M、6M、2Mなどが選べます。
スマイル検出、「ポートレート」「夜景」などのシーン認識、タッチ撮影があります。
「『Nexus One』とはだいぶ違うなぁ。」
とtakuma104さん。
■「Google Maps」アプリ
マップを試してみます。(動画の00:27:00あたり)
もちろん、GPSによる現在地の検知が可能。
iPhoneと異なりマルチタッチでの操作はできず、右下に拡大・縮小
「Labs」があり、開発してどんどん地図機能を高度にすることができます。
「地形レイヤ」「縮尺」「路線」などを地図に同時表示が可能なんです。
■YouTube
Xperiaで視聴するYouTubeはめちゃくちゃキレイ!
HD画質のYouTube動画を再生すると、3G回線でも「ほとんどブロックノイズが出ない」(fladdictさん)。
■アプリの検索画面(動画の00:37:00あたり)
takuma104「基本的に検索してアプリを探さないといけない?」
fladdict「そのためのドコモマーケット」
とのこと。
でも、アンドロイドストアには、「ゲーム」や「アプリケーション」などのジャンルが一応あって、その下にもさらに細かいジャンル分けされていました。
すでにたくさんのアプリが配信されていて、僕はびっくりしましたよ!
■3D性能もテスト
ベンチマークアプリをその場でダウンロード・インストールし、Xperiaがどのくらいの3D性能があるのかを調べてみました。とりあえず、けっこうすごい!
「これだけあればゲームはもりもり使えます。」とfladdictさん。
■電池の使用率のプロファイル
どのアプリがどれだけ電力を使っているかがわかります!これが意外と面白いw もっと詳細な状態も見ることができます。CPU時間など。開発者の人にとっては、アプリのデバッグをするときには使えそう。
このように、僕たち3人は会場にあったXperiaをずっと占領して生放送していましたw でも、そのおかげでここまで深い機能まで知ることができ、非常に充実した体験イベントとなりました。(あまりにも楽しくて、会場にあった豪華な食事にはほとんど手を付けていなかったw)
Xperiaは本当に多機能で、それをスムーズに処理するためのスペックを持っています。メインメモリも1GBあり、ケータイ端末の中では群を抜いてハイスペックなマシンと言えるでしょう。4.0インチの大画面タッチパネル液晶の解像度も480×854ピクセル(フルワイドVGA)と高く、これは実際に見てもらえばわかりますがすごくキレイです!
このXperiaには最初から16GBの大容量microSDカードが付属しているので、動画や音楽をたっぷり保存できます。BluetoothやUSB端子もあるし、いろいろと周辺機器の接続にも困らなさそうです。
同日にはドコモが、パケット使用量の上限を5,985円に値下げしたお得なプラン「パケ・ホーダイ ダブル」も発表したことですし、このソニー・エリクソンのXperiaを欲しいと思う人も多そうですね!
また、会場でご一緒したtakuma104さんとfladdictさんには、アンドロイドアプリの開発を期待したいと思います!!
ソニー・エリクソン「Xperia」は4月にNTTドコモから発売予定です。
■takuma104.log
■fladdict
■takuma104さんが撮った会場写真
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