日刊工業新聞「やっぱりシャープもiPhoneの液晶作るよ！てへっ」

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2011年４月20日付の日刊工業新聞が「シャープが（Appleの次世代iPhone向け）中小型液晶パネルの投資先候補から外れた」と報じた内容に関して、シャープが事実と異なる内容だとして同紙に謝罪を求めていた件で、日刊工業新聞が４月26日付で訂正記事と謝罪を公表しました。

【おわび】２０日付でヘッドラインニュースに掲載した米アップルの記事で、シャープが中小型液晶パネルの投資先候補から外れたとあるのは誤りでした。関係各位にご迷惑をおかけしたことをおわびします。

と謝罪文を掲載しています。

同紙はシャープからの抗議を受けて、20日の午後にはすでに記事本文をサイトから削除しており、事実関係を調査した上で本日の訂正記事と謝罪文を掲載したのでしょうね。

ここで１つ。
新聞では「○○社は～するもよう」とか「○○社は～すると発表」などという表現がよく使われていますよね。

この「もよう」が語尾に付いた記事は会社側が正式に発表した内容ではなく、新聞側がさまざまな調査や関係者への取材をもとに可能性の高い内容として報じたものです。つまり、会社側が発表したわけじゃないから事実かどうかわからないけど、たぶんこうなる可能性が高いので記事にしましたよ、ということです。

一方の「と発表」と書かれていれば、文字通り会社側が正式に発表した内容を記事にまとめたものなので100％事実です。

これらの語尾に注意して新聞を読むようにすると、わかりやすいですよ。

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