2015年8月19日に開催となったHUAWEI(ファーウェイ)主催のブロガーイベントに参加してきまして、2015年6月に発売されたSIMフリースマートフォン「HUAWEI P8 lite」の開発裏話をお聞きすることができました!
ということで、今回は「HUAWEI P8 lite」と一緒に解説していただいたスマートウォッチの「TalkBand B2」についてイベントレポートをお届けします。
ファーウェイって知ってる?
そうそう、僕なんかは昔からイー・モバイルの「Pocket WiFi」を使っていたので、そのモバイルルーターがファーウェイ製でしたからファーウェイという会社そのものを知ってはいたんですけど、それ以外の端末だとなかなか一般的には目にしたことがないかもしれません。
イベントではまず、ファーウェイジャパンの吉川さんによるのファーウェイの紹介が行われました。
ファーウェイは30年前に中国で生まれた会社で、中国・深センに本社をおいています。日本に進出してからはもう10年が経過。ネットワークの事業を軸に事業を進めていたそうです。
近年ではスマホ、タブレット、ウェアラブル端末といった具合に製品の幅を広げているところで、日本の皆さんに製品を受け入れられるよう努力しているとおっしゃっていました。研究所を横浜に設置し、中国企業ではあるんだけど、日本の皆さんに気に入ってもらえるよう頑張っているんだとか。イベントの感じからではとても雰囲気の良い印象を受けました!
現在はSIMロックフリー端末に注力し、多数リリースしているところ。なんと、世界でのスマホ出荷台数は第3位。モバイルWi-Fiルーターは販売台数世界第1位。ちなみに、世界に15万人の従業員がいる超大企業です。ここまで凄い会社だったとはビックリした~(笑)
ファーウェイの製品ラインナップはこんな感じです。見たことのある製品がちらちらと。赤い線で囲ったSIMフリースマホの「HUAWEI P8 lite」とスマートウォッチの「TalkBand B2」が今回のお話のメインです。
ちなみに、オンラインショップでは楽天市場内で自社ECを開始。消費者の手に届きやすい環境を整えつつあるそうですよ!
「HUAWEI P8 lite」はどんなスマホなのか
P8 liteは本体価格が2万8600円(税別)で、いわゆる格安スマホの水準で手に入れられるコストパフォーマンスに優れたスマホです。オクタコアで3万円を切るのは発表当時、とても衝撃を受けましたよ。
P8 liteの具体的な機能についてはファーウェイ・ジャパンの吉本さんが教えてくださいました。
ディスプレイサイズは5インチで、解像度は1,280×720ドットのHD。IPS液晶を採用しています。
CPUはHisilicon Kirin 620 1.2GHzの8コア(オクタコア)。RAM 2GB、ストレージは16GB。最大32GBまでのmicroSDカードを挿入可能です。
プロセッサーは子会社で作っているもの。オクタコアでハイパフォーマンス。処理の重さによってパワーを調節し、消費電力を抑えてバッテリーを長持ちさせる工夫もしているとのこと。ベンチマークはGoogle Nexus 5とそんなに変わらず、若干低いくらいです。
LTEの対応バンドは豊富で、FOMAプラスにも対応。どこでもつながる。5インチで大きいけど狭額縁で持ちやすい。初めてスマホを使う人でも使いやすい。
メインカメラは1,300万画素の裏面照射型で、F値はf/2.0といい感じ。レンズ面はゴリラガラスを採用し、傷から守ってくれるのは嬉しい限り。低光量撮影も可能なんだそうです。
「ウルトラスナップショット」は音量ボタン「-」を押せばカメラをいちいち起動せずにすぐに写真を撮れるので便利。インカメラは500万画素の広角22mmで複数人での自撮りも簡単です。
その他、手が小さい人にとってありがたいのが「ワンハンドレイアウト」というモードで、片手で操作できるよう画面を縮小することも。助かりますなぁ~!
また、「タッチジェスチャー」は画面をなぞるパターンによっていろいろなアプリを起動可能です。たとえば、「W」で天気、「C」でカメラを起動できたり。これは自分で変更可能。
P8 liteは2枚のSIMカードが挿入できる「デュアルSIM」になっています。ただ、2枚入れると片方はGSMになるので日本ではそんなに不要かも。microSIMとnanoSIMスロットがあり、nanoSIMスロットはmicroSDカードと排他的になっています。なお、2枚のSIMを挿しても同時待ち受けはできません。
Android OSのバージョンは5.0。サイズは縦143 × 横71mm × 厚さ7.7mm。重量は約131gで、薄くて軽いです。
デザインはアルミのような感じでヘアライン加工がとてもキレイ。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ゴールドの3色です。
スマートウォッチ「TalkBand B2」について
「TalkBand B2」はウェアラブル端末で、リストバンド型のスマートウォッチです。
コア部分となるタッチディスプレイ付きのBluetoothヘッドセットの中にアクティビティのセンサーがついています。これをバンドで取り付ける形でリストバンド型になっているんです。
ゴールドは革のベルトで15mmのピッチになっている。アルミニウム合金メタル製でリッチな仕様。一方、シルバーとブラックモデルはTPUベルトで、抗アレルギー・耐久性が強いようになっています。
下の写真はブラックモデルです。
ディスプレイはタッチ対応。時計のデザインもたくさんあります。
ヘッドセットはマイクを2つ搭載し、ノイズキャンセリング機能つき。着信があると震えてお知らせ。コアの部分はヘッドセットになっているので、コア部分を外して耳に当てればそのまま通話可能です。
徒歩やジョギングなど6軸モーションセンサで細かく運動のデータが取れるほか、睡眠データも取れる。起床時間の入力が不要で、トラッキングができるのはかなり楽チンに感じました!
アプリは「Huawei Wear」を使用。
連続稼働時間はアクティブトラッキングが5日間とすごくバッテリーが持ちます。スタンバイ状態なら12日間も可能。ヘッドセットとして利用した場合の連続通話時間は最大6時間となっています。
さらに、「UP by Jawbone」のアプリで記録を取ることもできます。
ビックリしたのですが、「TalkBand B2」はiOS 7.0以降&Android4.0以降で同時利用が可能です!
スマホを鳴らしてスマホの紛失を防げる「スマートフォンファインダー」や、指定時間ごとに運動しろと通知してくれる「スタンドアップ機能」も搭載。カメラのシャッターとしても使えます。
充電は裏側にあるmicroUSB端子から直接充電可能。
スペックは以下のとおり。防水防塵はIP57です。
ちなみにパッケージはこんな感じ。ちょっと高級感あります!
カメラを試してみた!
テスト的にカメラを使ってみました。
このカメラ、「ビューティーモード」がヤバイ。。。目を大きくしたり、美白したり、あごをシャープにしたり。もう僕の知ってる僕じゃありませんっ!!
あと、帰り道に寄ったマクドナルドでのチキンマックナゲット。店内の照明が赤っぽかったのですが、写真の写りについてはちょっと色味が気になりますね。
簡単なテストのつもりだったんだけど、意外とマクロが強いことがわかりました。ここまで寄れる!(デジタルズームは行っていません)
他機種も出してるけど、P8 liteの位置づけは?
実はファーウェイはP8 liteのほかに、6.8インチのフルHDディスプレイとRAM 3GBを搭載したハイスペックな「HUAWEI P8 MAX」と、5.5インチのフルHDディスプレイ搭載で2つのカメラで一眼レフカメラのようなキレイなボケを生かした写真を撮れる「honor6 Plus」の2機種を日本で販売すると初夏に発表しています。
P8 liteはいくつかのMVNO事業者からセット購入できるほか、honor6 Plusは楽天モバイルで独占販売が行われています。HUAWEI P8 MAXは8月下旬に日本国内で販売開始予定です。
僕が感じたのはP8 liteはミドルクラスの層向けかな~と。ショボいスマホは嫌だけど、そんなにハイスペックなスマホじゃなくてもいいという人向けな感じがしましたね。
なお、P8 liteはIIJmio、楽天モバイルなどで購入可能です。
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今回、「HUAWEI P8 lite」と「TalkBand B2」をいただきまして、モニターすることになりました。格安スマホとして注目されているP8 liteを使ってみて、読者のみなさんに参考となるようなレビューをお届けしたいと思います!