感想

映画『信長協奏曲』を観た感想、山田孝之の悪役っぷりがイイぞ!

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小栗旬が主演で、ドラマで放送されていた「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」の劇場版『信長協奏曲』が2016年1月23日公開となりました!

この作品そのものは予告編映像を見て知ったので、まさかコミックス版やドラマ版があったのか~というのも観終えるまで知らなかったレベルの僕。でも、『戦国自衛隊1549』とか『GOEMON』とか『るろうに剣心』とか(あっ、偶然にもどれも江口洋介が出てる作品だなw)、僕ってこういう時代劇なのに歴史と違う摩訶不思議な世界を描いた作品ってけっこう好きなんです。『信長協奏曲』も予告編でみかけたときに面白そうと思い、さっそく観てきました!

ドラマ版の続きならタイトルをわかりやすくしてほしかった

ただ、ぶっちゃけ、前編・後編ある作品の後編から観に来ちゃった感覚でした。ドラマ版があったことを知らなかったから僕がいけないんですけど、設定の解説からいきなり始まってビックリしたんです。良く解釈すれば、「これまでのお話(ドラマ版)」を振り返るための解説なのでありがたいんですが。。。

あとね、作品のタイトルを『信長協奏曲』とシンプルな形にしないでほしかった。僕のようなドラマ知らずな人間はオリジナルの作品かと勘違いしてしまいましたから。これ、『劇場版 信長協奏曲』とか『信長協奏曲 FINAL』とか、あぁ~続編モノか~と少しでもわかるようなタイトルだったら事前にドラマ版を観てから映画版を観たのになぁ。と、そこが残念でした。

出演者がいい味出してるし、物語がいい!

さて、肝心の内容についてはかなり面白いです!小栗旬が織田信長と、現代から戦国時代にタイムスリップしたサブロー、さらには明智光秀も含め1人3役を演じていまして、もう小栗旬が登場していないシーンはほとんどないレベル。小栗旬ファンは絶対に嬉しい作品なんじゃないでしょうかね。確かに、僕が観たときには劇場内にやけに女性が多かった気が。

織田信長が本能寺の変で死んでしまうことは誰でも知っている史実ですよね。作品ではその歴史的に有名なクライマックスに近づくにつれてドキドキしながら観ることになるのですが、そもそも小栗旬が明智光秀をも演じていることが鍵だったりします。個人的には山田孝之が演じる羽柴秀吉がかなりの悪役っぷりを発揮していて、すごく良かった!ほんと、山田孝之はジョージアのCMもすごいけど、いろいろな役を演じられてすごい。

監督は松山博昭。ドラマ『ライアーゲーム』シリーズで演出を務め、映画版の『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』『ライアーゲーム —再生—』で監督を務めた人です!僕はライアーゲームが超好きだったので、それで『信長協奏曲』もすんなり入っていけたのかも!

ラストはなるほどそうなるか~。と、いいまとめ方をしたと思った半面、ちょっとやり過ぎかなと思えるようなラストでした。本当は監督としては前編後編に分けたかったんじゃないかという気がしないでもないほど126分の中にはてんこ盛りだけど、総合的にはとても面白い作品でしたから他人にもオススメできる作品ですよ!

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