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飲食店の救世主!「トレタPOSコネクト」は追加業務なく接客向上に寄与し、常連を生み出す魔法のツール

レストランやバーなど飲食店のオンライン予約システム「TORETA」を提供する株式会社トレタが2016年3月1日、POSシステム5社との連携を発表。新サービスの「トレタPOSコネクト」を同日よりリリースしました。

「トレタPOSコネクト」は各社のPOSシステムとTORETAのデータ連携を可能にするサービス。飲食店はトレタPOSコネクトのAPIに対応したPOSシステムを利用することで、予約情報や来店情報、お客様の好きなメニューなどを把握できるというものです。

2015年4月には「Yahoo!予約 飲食店」との連携を果たし、昨日2016年2月29日には3億円の資金調達を実現するなど本当にスピード感があるトレタですが、新しいサービスをどんどん打ち出していてすごいですね!それではトレタが本日より提供を開始した「トレタPOSコネクト」の発表会の様子をレポートしたいと思います。

飲食業界が縮小しつつある今、常連作りが鍵となる

「飲食店のあり方を根本から変える連携になる」と言い切ったのはトレタ代表の中村仁氏。まずは外食産業が縮小していることに言及しました。

外食産業の市場規模は1997年の29兆円をピークに、2015年で24兆円と縮小傾向にあります。お店の数が減っているわけではないのに市場が縮小していることを挙げ、飲食店は今後どう生き残るかが重要になってくると指摘。そのなかで、新規顧客を開拓しようするマーケティングから常連作りへと、経営者の意識が変わりつつあるといいます。

飲食店の販促予算はおよそ7,000億円だそうです。店側にお客さんのハートをわしづかみするメニューがあったり、店主の人柄の良さがあったりすればそれほどお金をかける必要はないのかもしれませんが、そうでない飲食店をサポートするためのCRMツールが「トレタPOSコネクト」。トレタはこの先もっともっと常連を重視するニーズが本格化することを予想し、飲食店向けの常連作りツールを開発したというわけです。

トレタPOSコネクトは作業を増やさず高度な接客を可能にし、常連を作る

現在、飲食店は以下のような流れで集客から決済までを行っています。そのなかで持つ各データはこのとおり。

■集客(店舗情報)
 ↓
■予約(空席在庫・顧客情報)
 ↓
■POSレジ(商品マスター・売上)
 ↓
■決済(信用情報)

ご覧のとおり、4段階のレイヤーが扱っているデータの種類はそれぞれ異なります。このうち、予約の部分だけはこれまでアナログ(紙ベースでの予約管理)でしたが、「TORETA」のおかげで空席情報とお客様情報をデジタル化し、クラウド上で持つことが可能になりました。これにより4段階すべての情報がデジタル化。そして、「トレタPOSコネクト」を使ってそれぞれのデータを連携できるようになったのです。

会見場では予約・POSレジ・決済の3段階をつなぐ例が紹介されました。

POSシステムとトレタをつなぐ「トレタPOSコネクト」で、予約(TORETA)とPOSレジを連携します。予約の状況・ナレッジと商品マスター(レジの持っているデータ)を自動的に紐付け・蓄積が可能、といった例。

難しいことは省きますが、要するに予約とレジの情報がコラボすることによって、たとえば飲食店側は“アスカ様は2度目の来店。ワインと肉(特にハラミ)が好きだけど、ビールはあまり飲まない”ということを来店前に把握できて、ビールは出さずにワインリストの提示とハラミの在庫を用意しておけるってわけ。

この情報を基にして接客すれば、お客様は「このお店は自分のこと覚えてくれていて居心地が良いなぁ」といった好印象を受け、常連さんになる可能性が高まります。

重要なのは、そういったデータの連携を「トレタPOSコネクト」が自動的にやってくれるということ。これってすごいですよ!つまり、従業員は通常のオペレーションをまったく変えることなく(新しい作業を増やさずに)、客へのより良いおもてなしやコミュニケーションが実現できるんです。

飲食店とお客様の良い関係を築くプラットホーム

また、事業開発室マネージャーの進藤学氏は「トレタPOSコネクト」の登場によって、接客の高度化が可能になることで顧客満足度の劇的な向上を見込め、結果としてお客様の常連化が見込めることを強調。具体的には以下のポイントが挙げられます。

  • 予約申し込み時点ではお客様の前回の利用状況を基にしたプランやコース料理の提案が可能
  • 来店中(営業中)にはお客様の過去の注文履歴から把握した好みから、ワインのおすすめなどができる。また、空席情報の自動管理も
  • 退店後には注文内容や会計情報をお客様の情報に紐付け。これにより「この客はいつも何を注文するのか」「優良顧客は誰か」「当店にとって良い集客媒体はどこか」などが把握できる

「トレタPOSコネクト」は飲食店とお客様のより良い関係を作り出すプラットホームになると指摘していました。

なお、会見場にはトレタと「トレタPOSコネクト」で連携する5社から、インテリジェンスの渡部拓馬氏、セカンドファクトリーの大関謙吾氏、NECの黒田正治氏、プラグラムの濱辺康次郎氏、ユビレジの菱田健太氏が出席していました。

良い接客はお客様にとって気持ちがいい

今回のトレタの発表を受けて、そういえば昨年、僕は来店二度目のお店で「前回お出しした料理はこちらでしたね」と店員さんが僕のオーダーしたメニューを覚えてくれていたのがすごく嬉しく、また来店してくなったのを思い出しました。

自分が客の立場だったときにそのお店がお気に入りのお店になるかどうかって、やっぱり接客内容はものすごく重要。気持ちの良い印象を受けたお店にはまた行きたくなりますもんね。逆に、料理やお酒が美味しくても接客が最悪だと二度と行かないです。

お店の接客レベルが向上すれば客からしても嬉しいですし、常連客が増えれば結果として飲食店の売上増につながるので多くの人がメリットを享受できます。「トレタPOSコネクト」はそんな常連作りをしたいすべての飲食店にとって強い味方になる素晴らしいサービスだと感じました。

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