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2015年5月26日、日経平均株価は一時20,473.85円まで上昇し、連日で年初来高値を更新。長期で見ると、15年1ヵ月ぶりの高値となりました。
終値では前日比23.71円高の20,437.48円となり、8日続伸。日経平均株価が8日連続で上昇するのは珍しいことで、約9ヵ月ぶりの出来事となります。
前日25日の米国市場がお休みだったため、今日の東京市場では動きづらい展開となりましたが、原油価格の上昇を背景に、ＪＸホールディングスや石油資源開発といった資源株に買いが目立ちました。
日経平均への寄与度が高いファーストリテイリングや東京エレクトロン、京セラなどが買われ、株価を牽引。一方で、証券・商品先物取引業やその他金融業、銀行業といった金融関連の下げが目立ちましたね。個人的に注目しているオリエンタルランドと任天堂は利益確定売りに押され、揃って小幅安でした。
年初来高値を更新した銘柄（東証1部は179銘柄）
原油高を引き金に電気料金の値上げや原発再稼働の動きが強まるとの見方が強まり、東京電力、関西電力、中部電力といった電力株が揃って年初来高値を更新。東証1部上場銘柄でいうと、本日は179銘柄が年初来高値を更新しています。
この株高は上値が重たくなりつつありますが、一体どこまで上がっていくのでしょうか。
為替は円安が加速
為替は1ドル＝121円台後半まで円安・ドル高が進行。株式市場の取引が終了した直後には122円を突破。夕方には122円台後半で推移するなど、さらなる円安が進んでいます。
しばらく留まっていた為替ですが、ようやく円安に向けて動き出してきましたか。そろそろFXを再開しようという人も多いかもしれませんね。個人的には再び円安に進んでいくのは予想していたものの、株高と円安は素直に喜びたいと思います！
