福島県白河の観光レポート、これまで2年に1度開催される「白河提灯祭り」やご当地グルメとして有名な白河ラーメンの「英(はなぶさ)」を満喫した様子をお届けしました。
今回ご紹介するは日本最古の公園である「南湖公園(なんここうえん)」です。
福島県白河駅前にある観光案内所では無料のレンタサイクルと1時間500円でレンタカーが借りられまして、僕はレンタカーで南湖公園へと足を運びました。
松平定信が作った日本最古の公園
南湖公園は白河藩主・松平定信によってもともと湿地帯だったところに水を貯め、享和元年(1801年)に築造された日本最古の公園。
場所はJR白河駅から自動車で15分程度。レンタサイクルでもゆっくり1時間あれば行ける距離です。
全体で県立南湖公園となっていて、祭神が松平定信である「南湖神社」や日本庭園の「翠楽園(すいらくえん)」があるほか、「南湖」は農林水産省のため池百選に選定されています。
南湖神社
南湖神社のすぐ横に無料の駐車場があったので、まずは南湖神社へ行きました。
神社の鳥居の前には松平定信(楽翁)の像が。
立派な神社や!
東日本大震災で倒れちゃったのかわかりませんが、参道のすぐ脇には古い鳥居とみられる柱が置かれていました。
翠楽園(すいらくえん)
有料で入園できる日本庭園の「翠楽園」。結果的に行って良かったです!入園料は大人320円・高校生以下160円です。
アカマツをはじめ、楓や桜など緑豊かな場所となっています
たまたま僕が訪れた9月13日(土)は十五夜を中心に3日間開催される「十五夜月見会」の日で、灯篭が設置されていました。
時間を忘れてしまいそうなほど美しい庭園です。
四季折々の植物を目で楽しむことができます。
途中、書院造りの「松楽亭(しょうらくてい)」では呈茶(ていちゃ)をいただくことが可能。抹茶と和菓子ですね。
あらかじめ入園時に入園と呈茶の料金がセットになっている券(大人780円・高校生以下630円)を買っていれば、ここで休憩できるというわけ。セットの入園券じゃなくても、ここで別途料金(大人540円・高校生以下540円)を払えばいただけますよ。でも、お得なので最初からセットの券を買っておくのがオススメ。
抹茶は大好きですし、和菓子もおいしかった!いや~、日本に生まれて良かったなぁと思いますね(笑)
水月の「南湖だんご」
南湖公園で楽しみにしていたのが名物の「南湖だんご」。南湖を眺めながら食べられる水月にお邪魔しました。
いろいろなメニューがあって南湖だんごは持ち帰りもできるみたいだったけど、みたらし団子とつぶあん団子が1本ずつ食べられる「ちょいたべ」(300円)をとりあえずチョイス!
こちらです!もうね、これは口に入れる前から絶対に美味しいに決まってます!!
みたらしの方は「え!?」とビックリするくらい甘い味噌の味が感じられて、これは衝撃的!確かに、みたらしと言えばみたらしなんだけど、甘い醤油というよりも味噌に近い。マジでうまい!
そして、あんこ団子。不思議とお腹にずっしりこなくて、パクっと簡単に完食してしまいました!雰囲気的なものもあってか、非常に上品な団子に感じられました。こちらもおいしい!
添えられたお新香も何だか嬉しかったです。
心やすらぐ南湖公園は白河で絶対に行っておきたい名所
いかがだったでしょうか。日本で最も古い公園というからどんだけボロいのか心配だったのですが、いざ行ってみたらとても美しくて、つい誰かに言いたくなってしまうほど見どころが多い素晴らしい場所でした。
ちょうどこれからの時期、秋は紅葉、冬は雪景色がキレイなんだそうです。白河は福島県としては南に位置していて関東からも新幹線や車で行きやすいエリアなので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね!
【南湖公園】
■南湖公園 – 白河観光物産協会
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